出発

2007/09/21

成田国際空港に9時半集合。近ツリのカウンターで航空券と、それより大事なコンサート・チケットを受け取りました(でも航空券がなければ紙くずも同然……)。往路はダラスで乗り継ぎで、日付変更線を越えて12時間弱のフライト。毎度のことですが機内ではすることもなく、ひたすら映画を観ました。『Spider-Man 3』、アクションは疾走感があるし、ちょっとほろ苦いエンディングもよかったのですが、キルスティン・ダンストがどうにもあかぬけない感じなのが残念。『Fantastic Four: Rise Of The Silver Surfer』、ストーリーはいくら何でもそれはないだろ?という感じの大仰な展開でひねりも何もありませんが、ジェシカ・アルバが魅力的だったのでまあ許します。しかし一番面白かったのは『Some Like It Hot』(お熱いのがお好き)=トニー・カーティス、ジャック・レモン、マリリン・モンローの名作喜劇。マリリンは可愛いし、ストーリーも面白いし、大いに楽しみました。さすがビリー・ワイルダー。

3本も映画を観るとさすがに目が疲れるので、しばらくは音楽を聴くことにして番組表を見ると、「33 1/3」というチャンネルがRock Classicsを特集していて、我らがRushの「The Spirit Of Radio」もとり上げられていたので、早速聴くことにしました。このチャンネルでは他にForeignerやKansas、Styx、Bostonもかかっていて、確かに懐かしいと言えば懐かしかったのですが、純粋に現役として作品を発表し演奏を続けているという点では、やはりRushは特異な存在かもしれません。

ダラス空港で麻薬犬や短パン&ヘルメットでチャリで巡回するポリスの出迎えを受け、おなじみ靴まで脱いでのセキュリティチェックを経て、今度は3時間弱でトロント。

五大湖の中では最も東に位置し、かつ最も小さい(それでも四国がすっぽり入るそうです)オンタリオ湖の北岸に位置するトロントは、ケベック州独立運動というリージョナルリスクを抱えるモントリオールを抜いて、今ではカナダ最大の都市。飛行機の上からも見えたCNタワーとロジャースセンターがシンボルです。ゲートを出たところで迎えてくれた現地ガイドO氏に案内されて、空港からバスで30分で市内に入り、ハーバーフロントにあるそこそこ立派なホテルWestin Harbour Castleにチェックイン。今回はライブが目的なのでその他の出費は徹底して節約することにしており、部屋も他の単独参加者とシェアすることになっています。現地ガイドO氏の差配でルームメイトになることになったのは、1984年のRush来日時には生まれていなかったという若いT君。彼も食事にはお金をかけたくないということだったので、これ幸いと一緒にホテルの外に出て、徒歩数分で見つけたスーパーでサモサやマリネや飲み物を調達して、部屋で質素な夕食としました。カナダでサモサ?しかしトロントは移民が多く、いろいろな人種が住まう多様性の都市なのだそうです。