クムジュン〜パンボチェ

2018/04/15

今日の朝食はお蕎麦とチャパティ。添えられていたチーズはヤクのチーズかな?美味でした。

今日の行程はクムジュンからパンボチェまでのトレッキングですが、そのためにはいったん川筋に降りていかなければなりません。

山腹につけられた道から先を見ると、前方に形の良いアマ・ダブラムが霞んで見えました。

川沿いのプンギ・テンガにあるRiver Side Restaurantで小休止。ここから見えてはいませんが、川はこの少し上流で二俣になっており、北北西に伸びる左俣がドゥード・コシの本流で、これを詰めていくとゴーキョ、さらにそのはるかどん詰まりにはチョ・オユーが聳えています。一方、右俣の方は名前をイムジャ・コーラ(「コーラ」も「川」の意)と変えて北東へと遡っていきます。

道は川筋を離れて、尾根の上へとジグザグに高度を上げていきます。

標高差600mを登り切って到着したのはタンボチェのゴンパ(標高3860m)です。漏電が原因らしい火災で全焼したのち1995年に再建された真新しい作りのこのゴンパはクーンブ地方で最も大きな寺院で、毎年11月にはシェルパ族の最も重要な宗教行事であるマニ・リンドゥが行われます。その祭礼では、チベット風の赤い装束の僧侶たちが音楽を奏で、印を結び、さらには仮面をかぶって踊り続けるとのこと。このタンボチェをゴールとするトレッキングツアーも多いのですが、しかし我々にとってはここはあくまで通過点に過ぎません。よって寺院の中に入ることもなく、小休止の後ただちに歩を進めました。

尾根上から樹林の中を少し下ったデボチェのParadise Lodgeでランチとなりましたが、これはまたすごいボリューム。カロリー計算はしているのかな?この頃から、体調の悪化もあって食事を完食できない人が増えてきました。

この日も午後は雨……というより、この日も含めてこれからのほとんどすべての日で、午前中は晴れ午後は天気が悪くなるというパターンが定着しました。

橋で対岸に渡り山腹の道を進んでゆくと、徐々に宗教的な雰囲気が濃くなってきます。

やがてガスに包まれる中、青い目のブッダアイがかわいい道しるべのチョルテンが出現。

道はパンボチェ・ゴンパへの分岐を過ぎ、上下2段になっているパンボチェの下村に入っていきます。

ようやくこの日の宿、パンボチェ(標高3930m)のShreedeva Lodgeに到着しました。広く清潔でとても居心地の良い宿ですが、なぜかこういうヘンなお客が泊まっていたりもするので注意が必要です。

  • 演舞=ひろみさん、ヒロくん、バラサーブ、いっしー、タムさん
  • 監督=みのっち
  • 指導=水生さん

かっつんと沙織さんの我関せずの目線が心に刺さります……。

今日の夕食はなんというか、正攻法で来ている気がしました。Good Job!!

▲この日の行程。