塾長の渡航記録

塾長の渡航記録

私=juqchoの海外旅行の記録集。遺跡の旅と山の旅、それに諸々の物見遊山。

キナバル

1998/12/26-1999/01/01

旅程寸描

▲キナバル山のドンキー・イヤーズ。(1998/12/29撮影)

日本百名山を完登してから実行に移そうとしていたことの一つは北海道の山々への回帰であり、もう一つが海外の山へのチャレンジでした。そして後者の第一弾として選んだのが、日本から近く日程・コストともリーズナブルでありながら日本にはない4000mを超える山であるボルネオ島のキナバル山(東南アジア最高峰)です。

キナバル山はマレーシアのサバ州にあり、州都コタキナバルから車で2時間の公園本部(Park Headquarters:P.H.Q.)を起点として1泊2日の行程で登ることができる、海外初見参にはかっこうの山です。そもそも東南アジア方面への旅行は1985年のバリ島旅行以来のことだからもう13年ぶり。そのときも、この地方独特の熱帯の雰囲気には不思議な魅力を感じたことを覚えています。

今回の旅行は、ボルネオ旅行専門の旅行会社「ジスコ」に手配を委託しました。いわゆる「主催旅行」ではないため、添乗員はつかず現地で目的に応じたガイドがつくことになり、日本語をいくらか解するガイドもいますがかえって英語の方がコミュニケーションがスムーズです。

上はあらかじめジスコが送ってくれた資料(一部)。これ自体はとりたてて立派というわけではありませんが、電話での応対などは好感がもて現地のガイドの質もよく、満足度の高い旅となりました。

行程表

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日程 行程
1998/12/26 成田からクアラルンプール経由、コタキナバルへ。カラムンシン・ホテルに宿泊。
1998/12/27 ガイドと共にキナバルバークへ。P.H.Q.で手続後、公園内散策。スライドショー。
1998/12/28 車で発電所まで移動後、登山開始。ラバン・ラタ(3352m)まで登る。
1998/12/29 暗い中登頂を開始し、夜明け頃に登頂(4095m)。この日のうちに下山し、P.H.Q.で昼食、荷物回収。車でコタキナバルへ。
1998/12/30 サンダカンへの日帰りツアー。セピロクのオランウータンセンター / 市内観光。夜、コタキナバルのナイトマーケット散策。
1998/12/31 コタキナバル市内観光 / サピ島観光。
1999/01/01 コタキナバルからクアラルンプール経由、成田へ。

参考情報

→〔装備

→〔通貨

→〔言語

→〔果物

→〔歴史