人事

下北沢のバーRevolverでDJイベント「産業Night」。出番の合間のKyonさんといろいろ話しているうちに、話題は当然のごとく彼女が惚れ込んでいるThe Zombiesの話になりました。私がKing Crimsonの『Islands』の中ジャケ写真(下)に見つけた「ARGENT」というのはThe Zombiesのキーボード奏者Rod Argentのバンドのこと?と聞くと、1971年という時期からして間違いないとのこと。世の中狭いものだとひとしきり感心していると、もっと凄い話が出てきました。『Tales from Topographic Oceans』の後にRick WakemanがYesを脱退した後、後任キーボードプレイヤーにスイスのPatrick Morazが採用されるまでの間にギリシアのVangelisが取り沙汰されていたのは有名な話ですが、実はこの間Rod Argentにも打診があったのだそうです。で、ここまではまだそれほど驚かないとしても、「Yesの人事部長」との異名をとるChris Squireは、『Tormato』後にJon Andersonが脱退した後のヴォーカリスト候補としてThe ZombiesのヴォーカルだったColin Blunstoneにも接触していたとのこと。いずれもKyonさんがRodとColinのそれぞれから聞いた話だそうですが、まったく「世の中狭い」なんてものでは……。

肝心の「産業Night」の方は、産業ロックというより70〜80年代ヒット曲集みたいな趣きも漂った親しみやすい選曲も一部にあって、「お先に〜」と帰ろうとした女性客がその途端にかかりはじめたAerosmithにきびすを返して「あ〜っ!エアロだ!帰れない〜」と泣き崩れたり、The Knackの「My Sharona」にお客が踊りながらあの奇声を歌ったりと楽しいノリでした。