迎火

今日は実家へ。お盆といえば主流は八月ですが、我が家では七月に執り行うものと決まっています。

道すがらに見かけた初夏らしい光景。柿の実が青く実り始め、畑のかぼちゃも黄色い花の根元がふくらんできていました。

実家に着いてみると、甥が木槿の花の満開の下で芝生を刈っているところでした。狭い庭ではありますが、季節に応じて咲く様々な花は、この家に帰るときの楽しみのひとつです。

昼食の食卓には今年初めて食べるスイカ、そして墓掃除への出がけに道路からふと見ると山吹の実。八重の山吹には普通は実ができず、よって太田道灌の逸話に出てくる兼明親王の歌七重八重花は咲けども山吹の 実のひとつだになきぞ悲しきにつながるわけですが、この山吹は一重です。

車で30分ほどの華厳院さんで墓掃除。両親は伊予の出身ですが、父の代にお墓をこちらに移しており、父方の祖父母も今はこちらに眠っています。

実家に戻って、夕方になったところで迎え火を焚きました。仏壇から祭壇に出て来られているのは私にとっての祖父母、その前で手を合わせているのは私の甥ですから、お二人にとっては曽孫です。私は子供を作ることがありませんでしたから、お墓や仏壇はいつの日か彼が守ってくれることになるのでしょうか?