変態

DVD『King Crimson Festival 2008』を入手。

収録されている曲目は、以下の通りです。

  1. Intro
  2. KTU – Unknown
  3. Eddie Jobson – Improvisation(←Curved Airの「Metamorphosis」の間奏部)
  4. King Crimson Project – Thela Hun Ginjeet
  5. King Crimson Project – Elephant Talk
  6. King Crimson Project – Larks’ Tongues in Aspic Part II
  7. King Crimson Project – Red
  8. Outro

2008年9月3日モスクワ、B1 Maximum Clubで行われたショウでの映像で、KTUはフィンランドのアコーディオン奏者Kimmo Pohjonen+Pat Mastelotto+もうひとりのドラマー+Trey Gunn。King Crimson ProjectはAdrian Belew、Tony Levin、Pat Mastelotto、そして驚くべきことにEddie Jobsonが参加しています。たまたま検索に引っかかってくれた京都の「Joe’s Garage」というお店から購入しましたが、その紹介文によれば、

貴重なライブの模様を、恐らくスタッフが記録用に撮影したと思われるステージ真正面からのオーディエンス・ショットにて収録。ワンカメラ映像で時間も40分ほどながら、プロショット並のクオリティーでフリップを支えた敏腕メンバーたちが、卓越したプレイを披露する様を観れるゆえ、やはりファンなら要チェック。

ということで、確かに映像も音質もブートレッグの域を出ないながら、メンバーの演奏のクオリティは決して悪くなく、また客席目線の映像であるため凄い臨場感。そもそもこの『King Crimson Festival 2008』なる企画の趣旨が不明ではあり、したがってRobert Fripp抜きにKing Crimsonの名を冠していいのか?という疑問もなくはないのですが、一昨日お目にかかったばかりのTony LevinとPat Mastelotto、それにAdrian Belewがいれば看板に偽りはないと言っていいでしょうし、何と言ってもEddie Jobsonがプレイする姿を拝めるのがこのDVDの最大の売りです。惜しむらくはAdrianの正面からの撮影なのでPatやEddieがちらちらとしか写っていませんが、その分Adrianの変態ギターを存分に楽しむことができます。

かつての美青年Eddie Jobsonが長年シーンから遠ざかっていたことについて、その音楽性の変化を横において「ハゲたんじゃないか?」「太ったんだろうな。」と懸念する声は少なくなかったのですが、ご覧の通りそれは杞憂……とまでは言い切れないか。ちょっとお腹周りの肉付きが気にならないでもありませんが、ともあれ彼がステージに戻ってきてくれたのは嬉しい限り。以前にもご紹介したように、Eddie JobsonはTrey Gunnと組んでUKZというバンドを始動させようとしています。あのEddieのことだからまた企画倒れに終わるのではないか?と期待せずに見守っていましたが、このライブ映像を見て「ひょっとすると、ひょっとするかも。」と少し期待がふくらんできました。