地上

大阪在住の山仲間T女史から、久しぶりにメールが届きました。先月、私の方から去年に続いて今夏も中部地方へ沢登りに行きませんか、というお誘いメールを送ってからずいぶん時間がたっていたので、多忙だったのかな?と思いながらメールを開いてびっくり仰天。T女史は5月末から1ヶ月あまりアラスカに渡っていて、デナリ(マッキンリー山)に登頂してきていたのでした。写真は標高6,194mの頂上と、途中の橇引きの様子。いずれもT女史が送って下さったもの。

ご覧の通り、真っ青な空と真っ白の雪が、もう最高です。さすがに行動中は長いテント生活、マイナス20度の寒さ、拷問のそり引き、パンパンにむくんだからだ、等々に苦しめられたようですが、麓では、ピオレドール受賞で時の人となった谷口けいさんにも会って、言葉を交わしたのだとか。うらやましい……。T女史はこれまでにキリマンジャロ、モン・ブラン、エルブルース、アコンカグアにも登頂しており、各大陸の最高峰を着実に制覇してきています。ということは、もしや次はエベレスト?

かたや私はと言えば、今日もジムで呻吟するばかり。慢性的な指の関節の痛みが出て、モチベーションが上がらぬままに情けなくフォールを繰り返しました。

上は私の失敗例、ヤレヤレ……。下はY女史の成功例、してやったりという表情がムカツク!

2004年を最後に海外の山には行っていませんが、T女史からのメールと写真を見て、またあの空気が薄い世界への旅心が疼いてきました。しかしその前に、目の前の地上数メートルの壁を何とかしなければならないようです。