冷卸

国立能楽堂で観た衝撃的な「道成寺」の余韻を引きずりつつ、人形町の「風貴」へ移動。

今回の風貴銘酒会は、まだ8月ながら「ひやおろしの会」となりました。確かにこの一週間ほどは秋を思わせるひんやりした気候が続いており、体感的にはもう夏は遠くに行ってしまったかのように思えます。

先付叩き胡瓜 ズワイガニ 茗荷 生姜 生姜酢和え
小皿鯵南蛮漬け

造り鮪 平目 烏賊
焼肴新さんま塩焼き 酢橘 大根卸 ひじき白和え 谷中生姜 茶豆

新さんま、最高の贅沢です。

温肴茄子オランダ煮 合鴨治部煮 小松菜 舞茸金平炊き 豆腐 山椒
進肴鱧アスパラ巻き 獅子唐 檸檬 塩

季節的にはバラバラ感もありますが、合鴨、鱧と次々に飛び道具が登場し、大満足。

食事蕎麦

滋賀松の司純米吟醸ひやおろし
富山羽根屋純米吟醸ひやおろし
高知美丈夫純米吟醸ひやおろし
福岡三井の寿秋純吟「ポルチーニ」ひやおろし
高知酔鯨純米吟醸吟麗秋あがり

冒頭の「松の司」がとりわけまろやかで美味しく、最初からぐいぐい飲んでしまったために後に行くほど印象が薄れてしまいましたが、これは毎度のことで酒蔵さんに対しては本当に申し訳ない。で、この中で目を引くのは「ポルチーニ」の文字ですが、ラベルの解説によるとイタリアの松茸と言われている茸、ポルチーニみたいに香高い純米吟醸酒だそうです。「確かにキノコの香りがする!」という方もいましたが、そうかなあ?今度、シラフのときに(?)もう一度飲んでみたいと思います。