中心

2月に引き続き、渋谷の「アンコール渋谷」で、Decent Workのステージ。もともと今回のライブは予定されていたものではなかったのですが、音楽家(の卵?)たちにライブの機会を提供してくれていた「アンコール渋谷」が年内で営業を終えることが伝わり、リーダーの加藤氏がぜひここでの最後の演奏をやろう、という話になったのでした。

同じことを考える演奏者たちによって日程の取り合いになり、やっととれたのは11月の平日の夜。あいにくトロンボーン氏が都合がつかず、加藤氏はやきもきしていましたが、彼の前任だったトロンボーン女史が神戸から出張ついで(どちらがついで?)に参加してくれることになってひと安心。しかし……。

  1. 逢いたくて逢いたくて(園まり)
  2. 糸(中島みゆき)
  3. 慟哭(工藤静香)
  4. 世界中の誰よりきっと(中山美穂)
  5. Homecoming(Decent Work)
  6. Steady(Decent Work)
  7. Restart Line(Decent Work)
  8. Afterglow(Decent Work)
  9. Top of the World(The Carpenters)

うーん、打楽器(それは私です)が明らかに練習不足を露呈しています。楽譜と首っぴきになって演奏しているのはまだしも、肝心のリズムも打音の粒も共に不安定。

今までなら「うまくいかなかったけれど楽しかった」で済ませたかも知れませんが、今回はタイムテーブルの最後に我々が置かれた関係で聴くことができた対バンの皆さんの演奏に、強く反省させられました。必ずしもそれ(だけ)で生活しているというわけではないにしても、彼らが生活の中心に音楽を据えて研鑽に励んでいることは、音を聴けばよくわかります。翻って、自分はこの人たちと同じステージに上がるだけの演奏をしようとしたか、そのための練習を重ねる努力をしたか、と自問すると肯定的な答が出せません。

有限の時間をいつ、何に、どれだけ振り向けるのが良いのか。つまりは何を諦め何に集中するのか、もう一度考え直してみる必要がありそうです。