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楽器

お気に入りの楽器たち

Bass Schecter Bass and Guitar / Fender Jazz Bass / Greco 8-string Bass / Steinberger XL-2
Keyboards Korg Prologue / Korg Triton Pro / Korg Minilogue / Roland PK-5

カナダ旅行の後に(衝動買いで)手に入れたFender Jazz Bass - Geddy Lee Modelは現在のメインベース。安心の一本です。かたや右端の8弦は相当に握力を必要とするため、一曲終わると左手がつりそうになるほど。ヘッドヘヴィーで少々バランスが悪いのもつらいところですが、独特のマイルドな複音が出ます。左隣のダブルネックは京都在住時に特注したもので、Emerson, Lake & Palmerの「Karn Evil9 - 1st Impression」やGenesisの「Squonk」、Rushの「Xanadu」などを弾くために作ったのですが、未だこれを活躍させられるだけの技量がないのが残念です。

また、書斎に遁世しているヘッドレスのSteinbergerはパワーがあってノイズが少ないのが特徴。ネックが細くて実に弾きやすく、指板がはっきりえぐれるほど弾きこみましたが、あるとき故障したブリッジを純正品以外のものに交換したら音が変わってしまい、がっくり。今では気が向いたときに指のなまりを防ぐために手にとるくらいになってしまいました。

そしてキーボード類は、たしなみ程度です。

しかし、友人になかば強引に誘い込まれたユニット「Decent Work」では、なぜかカホン担当。打楽器は難しい……。

お気に入りのベーシストたち

Chris Squire

イギリスの大御所プログレッシヴロックバンド、Yesのベーシストにして人事部長。愛機Rickenbacker4001で革新的なベースラインとサウンドを産み出し続け、他の追随を許さない個性的なベーシストとして知られます。Yesは数多くのメンバーチェンジを経ていますが、最も代表的なメンバー構成は、Jon Anderson(Vo)Chris Squire(B,Vo)Steve Howe(G,Vo)Rick Wakeman(Key)Bill Bruford(Ds)の5人。

Chrisの演奏姿は何度も見ていますが、ご多分に漏れず体型が徐々に膨張していくのに比例して演奏のスピードもゆっくりになっていくのが残念。しかし、Rickenbackerのゴリゴリギンギンサウンドだけは、いつまでも健在……だと思っていましたが、2014年11月の『こわれもの』『危機』再現ツアーが彼の姿を見た最後の機会となりました。〔2015/06/27逝去・享年67

『Close to the Edge』(1972)
「プログレ」という枠を超えてロック史に燦然と輝く名盤。タイトルナンバーは20分近い大曲で、その後の大作主義のはしりとなりました。つべこべ言わず、とにかく聞くべし。
『Tales from Topographic Oceans』(1973)
2枚組で4曲という超大作。難解と言われることが多くファンの間でも賛否両論ですが、聞き込めば意外にポップ。これをライブでも再現したというから恐ろしい。
『Relayer』(1974)
Patrick Moraz(key)が参加した唯一の作品。「Sound Chaser」の疾走感は爽快、「To Be Over」のシンセサイザー・ソロが哀しくも超絶。
『90125』(1983)
「Owner of a Lonely Heart」が大ヒット。『DRAMA』が失敗して一時解散した後、ChrisとTrevor Rabin(G,Vo)を核にして再結成したYesの好アルバムです。「Our Song」と「Hearts」が個人的には気に入っています。
『Fish Out of Water』(1975)
Chrisの初ソロ作品は、Bill BrufordやPatrick Morazらのサポートを得て、当時続々リリースされたYesのメンバーのソロ作の中でも最も充実した内容で好評を博しました。オープニング曲「Hold Out Your Hand」のあまりにかっこいいベースとプロモビデオでの振袖姿(YouTubeなどで見ることができます)のミスマッチには、誰もが呆然。

John Wetton

『栄光の』という冠詞がつくプログレッシヴロックバンド、King Crimsonの1972年から74年までのベーシスト、というのが私にとっての彼。その後のU.K.やAsiaを率いての活躍でも知られますが、ベーシストとして最高に輝き、天性のメロディセンスと自在なテクニックで聴くものを圧倒したのは、Bill Brufordとのリズムセクションが強力だったKing Crimson時代でしょう。以後の彼は次第にバンドの中でコンポーザー / ヴォーカリストとしての比重を高め、それとともにベースの魅力が薄れてしまったのが惜しまれます。それだけに、Steve Hackettのツアーで来日したときにサポートベーシストとして奔放にベースを操ってみせてくれたのは、彼のファンとしてとても嬉しいひとときでした。

Johnの演奏は、U.K.、Asia、ソロ、Steve Hackettのサポートなど何度も観ていますが、最後の来日は2015年4月のU.K.でのステージでした。〔2017/01/31逝去・享年67

『Larks' Tongues in Aspic』(1973)
John WettonとBill Brufordが加入した新生King Crimsonのデビューアルバム。中学生のときにこれを部室で聞かされてプログレにはまることになった因縁の(?)アルバムでもあります。邦題『太陽と戦慄』というのも秀逸。
『The Nightwatch』(1997)
King Crimsonの絶頂期だった1973年11月23日のアムステルダムでのライブ。とてもインプロヴィゼーションとは信じられない「Starless and Bible Black」、叙情的なベースラインが美しい「Exiles」、破滅的なまでのスピード感に圧倒される「21st Century Schizoid Man」など、感涙もののナンバーが並びます。
『Night After Night』(1979)
Johnの初めてのリーダーバンド、U.K.の日本でのライブ。中野サンプラザの二日目(私が観に行ったのは初日)で、Johnはもちろん、ヴァイオリンとキーボードのEddie Jobson、ドラムのTerry Bozzioのいずれも超テクニシャンかつアイドル顔でかっこよかったのを覚えています。
『Asia』(1982)
御存じAsiaの全米大ヒットしたデビューアルバム。結成時にメンバーリストを見て「えっ、あのリズムの悪いCarl Palmerとリズム隊を組むのか?」とJohnに同情しましたが、曲はいずれもドラマチックで捨て曲なし。産業ロックの記念碑的作品、と言ってもいいでしょう。
『Voice Mail』(1994)
ベーシストというよりヴォーカリストとしてのソロ作品。歌詞の内容もよりパーソナルなものに。それでも気合の入った演奏が聴ける佳曲が並んでおり、彼のソロの中でもお勧めの1枚。

Geddy Lee

カナダのハイテクロックグループ、Rushのベーシスト。Rushはセカンドアルバムをリリースした1975年以来、Geddy Lee(B,Key,Vo)Alex Lifeson(G)Neil Peart(Ds)の不動の3人組ですが、中でもリズムセクションの二人の超絶技巧はつとに有名。特にフロントを担当するGeddy Leeは右手人差し指ワンフィンガー(!)で極めて複雑なベースラインを弾きながらリードヴォーカルをこなす上に、曲中でベースとキーボードをスイッチしたり、ベースを弾きながらペダルでシンセサイザーをコントロールしたりするマルチプレイぶりが異彩を放っています。

Rushの唯一の来日である1984年のGrace under Pressureツアーで日本武道館のステージに立つGeddyを観られたのは幸福でしたが、以来待てど暮らせど来日の気配がない彼らに業を煮やし、2007年のSnakes and Arrowsツアーではトロントまで観に行ってしまいました

『2112』(1976)
A面全体を使った組曲「2112」が圧巻。彼らの記念碑的作品であり、長く「聖典」と呼ばれていました。
『Permanent Waves』(1980)
Rushが大作主義を離れてコンパクトかつモダンな曲づくりを指向するようになった作品。「The Spirit of Radio」「Freewill」などは今でもライブの定番。私がリアルタイムで聴き始めたのはここからです。
『Moving Pictures』(1981)
Rushの独自の音楽世界を確立した名作の誉れ高い作品。インストゥルメンタル「YYZ」の超絶技巧の応酬には手に汗を握ります。
『Power Windows』(1985)
Geddy Leeのシンセサイザーへの傾倒が最高潮に達した時期の傑作。オープニング曲の「The Big Money」が極めてモダン。
『my favorite headache』(2000)
Neil Peartに相次いだ家族の不幸でRushが活動を休止していた間に制作された、Geddyのソロ作。基本的にスリーピースでのハードロックですが、随所にRushらしさが聴ける好盤です。Geddyがファルセットを使い始めたのも、たぶんこの作品から。