野猿返し(2018/10/31)

▲大弛峠へ向かう道の途中から、向こうに見えている岩稜を目指して林の中に入る。
▲東股沢の渡渉。堰堤の下流側を飛び石を使って足を濡らさずに渡れる。ケルンあり。
▲対岸の林の中にも次々にケルンが出てきて、道に迷う心配はない。
▲1ピッチ目の岩壁。取付近くは不安定なので、1段下で準備をするのがよさそう。
▲先行するセキネくん。傾斜は寝ているが、中間部は縦ホールドしかなく意外に難しい。
▲てっぺんから1段下ったところでビレイするセキネくん。
▲向こうに見えている岩峰に向かうため、1段下って少し歩いて1段登り返す。
▲3ピッチ目。横皺が顕著な岩壁だが、右下から左上へ伸びるクラックに立てば簡単。
▲横皺壁の先の快適なリッジクライミング。ぐいぐい登れるのが楽しい。
▲その先は水平のリッジになる。
▲4ピッチ目は向こうに見えている核心部の岩塔の足元まで。
▲カミソリの歯のように細く見えるが容易。
▲樹林帯の上に出て周囲の展望が開けてきた。
▲5ピッチ目、核心部となる岩塔。正面の凹角を右上に上がり……。
▲頂稜の右側面に回り込んで……。
▲……切り返してリッジの上へ。最後に渋い1手がある。
▲上から見るとこんな感じ。
▲6ピッチ目は引き続きリッジ上を進む。
▲この岩は右から巻いてしまったが……。
▲振り返るとここにハンガーボルトがあったので直登するべきだった模様。
▲ロープの流れを考慮して6・7ピッチ目をごく短く切ったが、ここはつなげられたはず。
▲8ピッチ目(本来は7ピッチ目?)はギャップを越えて向こうの台形岩の上まで。
▲8ピッチ目を終えたところから振り返る。右の岩塔は「野犬返し」。
▲9ピッチ目はほぼ歩き。
▲10ピッチ目、顕著な岩峰の上を目指して岩に導かれるように登る。
▲眺めの良い安定したピークに出て、ここで小休止。
▲周囲の黄紅葉が本当に美しい。でも本当に寒い。
▲最後の11ピッチ目(本来は10ピッチ目)は向こうの岩の上まで。
▲ここもギャップへと緩やかに下ってから登り返す。
▲登り返しはほとんど藪漕ぎ。
▲存在感のある木がてっぺんに立つ岩峰に登り着いて、ここで終了。
▲ルート中唯一の支点あり。懸垂下降用のカラビナもあった。
▲行く手に向かって右側の切れ込みへ懸垂下降。
▲約20mの急降下。
▲降りたところで装備解除。
▲下まで続いている踏み跡をどんどん下る。
▲往路で渡渉したポイントへ。ここを渡り返して車に戻った。
▲GPSログ。こうして見るとごく短いが、楽しいクライミングだった。