広沢寺弁天岩

日程:2016/12/11

概要:冬山シーズンに向けて、ゲレンデでのアイゼントレーニング。

山頂:---

同行:セキネくん

山行寸描

▲相も変わらず激混みの広沢寺弁天岩。お互いに譲り合ってルートに取り付く。(2016/12/11撮影)

2016/12/11

△07:25-14:15 広沢寺弁天岩

この日曜日はワンデイアイスの予定でしたが、どこもまだ氷の状態が万全ではない様子。それより今年は恒例のアイゼントレーニングをまだしていないので、セキネくんと広沢寺弁天岩に向かいました。

ここは滑岩?弁天岩ではないのか?……と訝しみつつの一番乗り。我々と同時にやってきた男女ペアと共に、誰もいない岩にアイゼンの爪を利かせて登ります。最初はやはり身体がアイゼンクライミングに慣れておらず少々腰が引けた登り方になってしまいましたが、リード&フォローを繰り返していくうちに徐々に勘を取り戻すことができました。

途中から数え切れないほどの人々が岩場にやってきて、遂にはロープがすだれのように垂れる事態となってしまいました。最初は「岩に張り付いたら連続20ピッチ!」と意気込んでいたセキネくんも早々に目標を断念することになりましたが、それでもそこそこの本数を登れて実りあるトレーニングとなりました。

帰りには柚子1袋100円也を購入し、穏やかな紅葉がちらほらと眺められる田園風景の中を七沢温泉に向かいましたが、久しぶりに訪れた七沢荘のぶっ飛び方は相変わらず尋常ではありませんでした。

このところ身体のあちこちにガタがきている私は宇宙パワーBOXのお世話になろうかと真剣に悩みましたが、このピラミッド状の空間にじっとしているだけで45分間2,000円を出す勇気はありませんでした。

縄文気功だの波動水だの気源石だのとオカルト的な各種道具立てには感心してしまいますが、力をかける方向が何か間違っているような気もしないでもありません。

そんなこんなの悩み事(?)も、前を行くタンクローリー(牛乳を運搬中)に映し出された美しい夕景色を眺めてるうちに雲散霧消しました。これからの冬山シーズンが、この空のように穏やかでありますように。