赤岳西壁ショルダー左リッジ(2016/03/26)

▲行者小屋から見た赤岳西壁の各リッジ。
▲今度は文三郎尾根の途中から。想像していた以上に各リッジは明瞭。
▲文三郎尾根を主稜への分岐の1段下まで。
▲下降点から前方に左リッジを見る。赤岳沢を横切るものの思いの外に近い。
▲行く手を見定めて下降開始。雪はやや柔らかいが体重を支えてくれた。
▲取付あたりの地形。尾根の本線の右側に乗り上がる感じ。
▲振り返ると我々の足跡がくっきり。向こうの尖ったピークは中岳。
▲雪〜草付の斜面を登る。頭上に見えている岩峰がルート途中のハイライト部分。
▲草付を途中で左寄りに軌道修正。結果的にはこれが正解だった模様。
▲1段上がると下から見えていた岩峰の基部に到着。ここを右から巻いた記録もあるが……。
▲たぶんこちらから登るのだろうと見当をつけた。
▲左から2本目の凹角を途中まで。
▲支点は岩角でとり、バックアップにハイマツからスリングを伸ばした。
▲後続のセキネくん。高度を稼げず申し訳なし。
▲セキネくんがリッジ上にロープを伸ばす。途中に腐ったハーケンもあって、正規ルートに入ったことを確信。
▲リッジの突端でビレイ態勢に入るセキネくん。岩は比較的しっかりしており楽しい。
▲途中にハーケン固め打ちポイントもあるなど、事前の情報よりも残置はずっと多い。
▲岩のリッジの上は傾斜が緩んで草付っぽいリッジになる。
▲いったん傾斜がなくなって馬の背状の雪稜に。向こうには稜線も見えてきた。
▲振り返れば高度感満点。
▲再び岩稜っぽくなるが、ここも容易で楽しい。
▲途中の岩にはやはり残置ハーケン多し。思ったより人を迎えている模様。
▲スラブっぽい岩の上は、アイゼンの爪を丁寧に置いて通過する。
▲楽しかった岩稜ピッチもここで終了。
▲ここからはコンテで傾斜のない斜面をひたすら登る。
▲稜線まであと少し。ロープが重い……。
▲最後の斜面をガシガシ登れば待望のゴール。
▲稜線に出てロープを畳む。背後は横岳から硫黄岳、彼方に蓼科山。