不帰一峰尾根(敗退)(2012/04/29)

▲暗い中、ヘッデンの明かりと昨日付けたトレースを頼りに出発。
▲明るくなりだす頃に唐松沢に到着。
▲夜明けの二俣。今日も暑い一日になりそう。
▲不帰沢を上流へ。
▲昨日目星をつけた取付に到着。
▲ルンゼの登高開始。
▲下から見ると急斜面だったが登ってみればそれほどでも。
▲……と思っているうちにだんだん雪壁が立ってきた。
▲稜線近く、雪がいったん切れたところからロープを結ぶ。
▲稜線直下は急な雪壁。ここはかっきーがリード。
▲ビレイしているかっきーから見るとこんな感じ。
▲いよいよ尾根上、出発進行!
▲最初はスタカットにしたが、すぐコンテに切り替えた。
▲私のリード。実は意外に傾斜がある。
▲スノーバーでセルフビレイをとって肩絡み。
▲尾根上に大量に残る複雑な形状の残雪。
▲アッセンダーのセットに四苦八苦するきむっち……。
▲やれやれ、なんとか高度が上がってきた。
▲きむっちの鬼門となった70度の雪壁。リードは私。
▲上から見た雪壁。全員が突破するのに1時間半もかかった。
▲雪のリッジをリードするかっきー。
▲やっと一峰のてっぺんが見えてきた。
▲一峰全景。遠い!さすがに時間が気になりだした。
▲それでも断壁手前のナイフリッジに向かう。
▲ナイフリッジに取り付く私。奥の巨大キノコ雪が気になるが……。
▲その手前のリッジ上の雪も片側がえぐれて非常に微妙。うーん。
▲結局ここで敗退決定。一応、右から回り込むラインを確認。
▲残念だった。一息ついて、ここから背後の雪の斜面を下る。
▲天上天下唯我独尊。それにしても登りたかった……。
▲不帰沢に向かって、比較的緩やかな雪の斜面を下降。
▲振り返れば敗退したリッジの先の雪の着き方も不気味。
▲肩を落として不帰沢を下降。この後に八方尾根支尾根の長い登り返しが待っている。