塾長の山行記録

塾長の山行記録

私=juqchoの登山の記録集。基本は癒し系バリエーション、四季を通じて。

第25回フロストバイトロードレース

日程:2006/01/15

概要:第25回フロストバイトロードレース〔ハーフ〕。ゴール間近で肉離れ(痛)。

山頂:---

同行:---

2006/01/15

前日までの冷たい雨が嘘のように、今日はピーカンの青空。その空の下、横田基地で開催された「フロストバイトロードレース」に参加してきました。このレースは横田基地のYokota Striders Running Clubが主催するレースで、今回はその第25回と由緒ある大会です。コースは横田基地内の滑走路の周囲を走るもので、説明文によれば「The course is FLAT AS A PANCAKE and provides a stunning view of Fuji-san and some really cool airplanes.」とのことです。

入口で写真付きの身分証明書と顔を照合、さらに空港でもやる金属探知機でのボディチェック、手荷物検査ののちに基地内に入ると、中でも迷彩服の人たちによる交通整理がされていて、ここは日本ではないのだなあと実感します。

ただし雰囲気はものものしいものではなく、迷彩服もMEDICAL SERVICESなので心配には及びません。人の流れに従って奥へ進みゴール地点に着くと、ちょうど5kmのトップがゴールインするところでした。近くの体育館に荷物を預けて出走時間を待ち、定刻通りのスタートでゆったり走り出しました。

コースは最初は建物の間の道を進みますが、やがて軍用機もちらほら見える滑走路脇に出て、そのまま広大な滑走路をぐるりと回るロングコースに入ります。見通しが抜群にいいので自分が21kmのコースのどのへんを走っているのか直感的にわかりますし、なにしろ滑走路の周りなのでごくごく平坦で走りやすいコースでした。遠くには富士山が純白の姿を見せており、近いところでは大岳山が入道頭を見せていました。その右手の少し遠い高い山はたぶん雲取山で、こうした山々の姿を眺めているだけでも飽きることがなく、さらにこういうレースでは必ず登場するコスプレももちろんいて、全身唐草模様のカップルとか牛とかサンタとかゴレンジャーとか、そしてレイザーラモンHGも「フォー!」などと言いながら走っていました。

残念ながら残り3kmのところで前触れなしに左のふくらはぎがつってしまい、屈伸をしたりしながらさらに少し走りましたが痛みがおさまらず、最後の2km強は足をひきずって歩かざるを得ませんでした。おかげでタイムは手元の時計でネット2時間5分ほどと極めて不本意ですが、それでも一応21kmを走り通せたことをもって今回のところはよしとすることにしました。

(……と呑気に構えていたら、どうやら肉離れだった模様。早く治ってくれ!)

参加賞のトレーナー。なかなかかっこいい。

後日送られてきた完走証に記載されたネットタイムは2時間5分36秒。このレースは横田基地の全面的な協力で実施されているようですが、スタッフのフレンドリーな笑顔はもとより、基地職員の子供たちがボランティアで参加していたり一所懸命の応援を送ってくれたりと、気持ちの良いホスピタリティが感じられて気に入りました。