岩木山

日程:1996/08/12

概要:百沢コースから山頂へ。下りは九合目からリフト、八合目からバスで下山。

山頂:岩木山 1625m

同行:---

山行寸描

▲登山口近くからの岩木山。津軽富士とは言うもののユニークで存在感のある姿をしている。(1996/08/12撮影)
▲鳥の海噴火口越しに見上げる岩木山。山容にコニーデの特徴がよく現れている。(1996/08/12撮影)

1996/08/12

△08:35 岩木山神社前 → △10:00 姥石 → △11:10-25 焼止り避難小屋 → △12:10 鳳鳴ヒュッテ → △12:55-13:40 岩木山 → △14:05 リフト乗り場

前日、青森駅前のホテルへチェックイン。東京から盛岡までは立ちっぱなしの3時間でした。テントの入った大きなリュックサックはホテルにデポし、デイパック姿で弘前からバスに乗って岩木山神社へ向かいました。

出だしで道を間違えてちょっと時間をロスしましたが、美しい岩木山神社を抜けて奥宮への登山道に入り、スキー場を過ぎると蒸し暑い樹林の中の道がひたすら上を目指して続きます。やがて道がトラバースになったところで避難小屋に到着し、ここで大休止。今年は雪が遅くまで残っていたらしく、小屋のノートには7月末の時点で「この先雪渓のためアイゼン必要」との記述がありました。小屋の先から沢沿いの道となりましたが心配された残雪はほとんどなく、ミチノクコザクラが咲き乱れる中、岩木山唯一の湧水である錫杖清水に着きました。ここからさらに登り詰めると種蒔苗代の池に出て、わずかの登りでリフトからの道と合流しました。

さらにゴロゴロの急坂を二つ登って、赤とんぼと観光客が群れる山頂に到着しました。ガスを通して津軽平野が時折眺められましたが、日本海は見ることができません。高校生くらいらしい女の子2人が気合の入った津軽言葉で話している(が何を言ってるのかさっぱりわからない!)のを聞きながらしばらくゆっくりしていましたが、天候に変化がないので下山を開始しました。

鳥ノ海噴火口を左に見下ろしながら歩くことしばしでリフト乗り場に着き、ここからは文明の利器=リフトとバスのお世話になりました。

◎「八甲田連峰」へ続く。