開聞岳

日程:1989/06/11

概要:国民宿舎かいもん荘から山頂へ。下山は開聞駅。

山頂:開聞岳 924m

同行:---

山行寸描

▲裏から見た、鏡餅状の開聞岳。二重の構造をもつことがはっきり見てとれる。(1989/06/11撮影)

◎「霧島連山」からの続き。

1989/06/11

△04:45 かいもん荘 → △05:05 登山口 → △05:50 合流点 → △06:50-07:00 開聞岳 → △08:20 開聞駅

天候は曇り。昨夕、海岸線の先に綺麗な富士山型に見えた開聞岳も、今日は三合目あたりから上を雲に覆われていました。登山口からの山道は車道を2回横断して、原生林の中のトンネルのような道をひたすら登ります。汗だくになる頃にようやく北側からの登山道に合流して螺旋状の登りとなりましたが、山頂まで展望はあまりありません。

頂上からは池田湖方面の眺めが良いものの、残念ながら遠望は利きません。山頂部は標識の辺りを除くと一面に低木が覆っており、その低木の中にひっそりと御岳神社の祠(奥宮)が祀られていました。

これらのものを見届けたら下山開始。一合目付近から振り返った開聞岳は鏡餅を二つ重ねたように見えましたが、遠ざかるにつれ薩摩富士の名にふさわしい山容に変わっていきました。