甲斐駒ヶ岳赤石沢ダイヤモンドAフランケ赤蜘蛛ルート(2020/08/20)

▲出だし2ピン目が遠いので、最初からチョンボ棒を活用。
▲1ピッチ目。離陸してしまえば、ピンの間隔はそれほど遠くない。
▲1ピッチ目終了後のレッジに上がるところのフリーは少々微妙。
▲2ピッチ目の出だし。60mの大ディエードルへ。
▲きれいなコーナークラックをジャミングやレイバックで登る。
▲3ピッチ目、左隣の草の生えたクラックに打たれたハーケンを使うA1。
▲V字ハングの5mほど下に確保支点があり、短くピッチを切った。
▲後続するセキネくん。コーナーの隣のクラックにハーケンがあることがわかる。
▲4ピッチ目、V字ハングを左から越えて……。
▲さらにかぶった壁をアブミで越える。
▲引き続き脆い岩と草付の斜面を登って……。
▲大テラスに到着。ここで小休止。
▲5ピッチ目、凹角をレイバックで登る。
▲すぐ上のスラブはA1で。
▲左に回り込むと頭上が開ける。クロスラインの左隣のクラックの下まで。
▲青空に向かって伸びるスーパークラックの下でビレイ。
▲6ピッチ目。最初はボルトラダー、途中からクラックにカムを決めてAA1。
▲クラックのサイズはこれくらい。キャメロット#0.4〜#0.5が相性がいい。
▲初登時に使われたというアルミハーケン。
▲登るにつれ足下には垂壁が広がる。
▲6ピッチ目の終了点はリングボルト頼みのアブミビレイ。
▲ここまで日が直接当たっていなかったが、このビレイポイントで初めて陽光を浴びた。
▲前後2ピッチのアブミビレイのため、負担の少ないビレイ姿勢を研究しておく必要がある。
▲7ピッチ目、恐竜カンテを越えて右のフェースに回り込む。
▲まっすぐ伸びる恐竜カンテ。素晴らしい高度感。
▲恐竜カンテの途中に残されている枯れ木。その向こうには赤石沢。
▲7ピッチ目の終了点に、なぜか初めてハンガーボルト。
▲8ピッチ目、引き続きA1。この頃から頭上に雲が広がる。
▲スラブをA1で右上して樹林帯の中へ。
▲9ピッチ目、この岩壁をフリーで登ったらIII級程度の岩場と土の斜面とが交互に出てくる。
▲40mほどでいったんピッチを切り、最終ピッチをセキネくんに託す。
▲20mも行かないうちにAフランケの頭の岩小屋に到着し登攀終了。