塾長の山行記録

城ヶ崎海岸

概要:アルパインガイド保科雅則氏の保科クライミングスクールの講習で、城ヶ崎海岸門脇南の磯でフェースクライミングの練習。

日程:2019/03/24

山頂:---

分類:ショートルート / 保科雅則ガイド

同行:---

2019/03/24

■09:45-16:55 門脇南の磯

保科ガイドの講習に参加するのは久しぶり。今回はゲストが11人と多く、サポートガイドもついて大所帯となりました。

門脇南の磯に降り立つのは2015年の11月以来。こじんまりとした湾の奥の岩場が貸切の状態で、プライベートビーチと言いたくなってきます。この日の朝は寒気が残っていましたが、磯に降りた頃にはすっかり暖かくなっていました。

この日、設定されていたラインは上の画像の通りで、このうち私は前回同様に次の3本を登りました(すべてTR)。

門脇南の磯

「July the ダディ」(下部割愛Ver. 5.9)
本来の出だしであるルーフ部を回避して左下から中間まで斜上。そこにあるクラックは使いやすいホールドとして活用でき、その上のガバの連続もありがたく使って上部へ。前回は上部の膨らんだスラブをボルダーっぽく乗り越えるところがうまくいきませんでしたが、今回は比較的スムーズに乗り越えられて一撃できました。
「チャームポイント」(5.10c)
最初のトライではでこぼこの下部を左上した後のスラブ状凹角で態勢を作れずテンション。気を取り直してやや左寄りに軌道修正してここを突破したものの、ボルトが待っている「学生気分で」(5.10a)を左に見送って右のフィンガークラックのラインに入るところで手順がわからず、いったん降りました。
ムーブを教えてもらってからの再トライでは、スラブ状凹角をスムーズに抜けてフィンガークラックの手前に立ち、そこでチョークアップしてから逡巡を捨てて右手をクラック内のホールドに掛け、左手をその上のクラックにねじ込んでレイバックの態勢で左足を上げ、一気に乗り込んでから凹角内をずり上がってゆくとフィンガージャムが効きやすくなってきてそのままトップアウトできました。
「海が見える」(5.10a)
初見ではなかなか5.10aには感じられないと評判の課題。出だしの皿ホールドからして塩砂に覆われていて悪く、その後いったんガバに導かれて高さを稼いでからの狭い凹角から頭上を押さえられつつ左へ抜け出なければならないのですが、前回はそこで二進も三進もいかなくなっていました。今回はどうにか態勢を作って足を左の壁に出し、そのおかげで左壁の上に左腕を伸ばせるようになったのですが、ホールドの位置がわからずアウト。
二度目・三度目とホールドの位置の解明が進み、ヘルメットと眼鏡を外すことで狭い立体的な登路での自由度が増すことを確認。さらにビレイして下さっていたMさんや保科ガイドがお手本を見せてくれたことでムーブを頭に入れることができて、四度目のトライでここを突破すると、ばっちりハンドジャムが効くクラックを使って上部へ抜け、最後にボロ壁のスラブを微妙なバランスで越えて終了点に達しました。


2015年には手も足も出なかった課題たちを、トライを重ねながらもいずれもクリアすることができて今回はハッピーでした。ずっとビレイし続け、的確なアドバイスや手本を示して下さったMさんには感謝です。まだまだこれらの課題をリードできる自信はありませんが、今後も保科スクールでクラックの練習を継続して実践していく予定です。ご一緒できる機会があれば、またご指導よろしくお願いします。