小川山の岩場

日程:2016/05/08

概要:小川山の岩場でのボルダリング。入り口岩、分岐岩、奥の石、スパイヤー。

山頂:---

同行:よっこさん / トモミさん / セキネくん

山行寸描

▲小川山の一日。よっこさん・セキネ組とトモミさん・juqcho組とで行動するかたちになった。(2016/05/08撮影)

廻り目平には5月1日にも来たばかりですが、そのときは紐、今回はよっこさんの希望でボルダリングです。

2016/05/08

△09:15-19:00 廻り目平

よっこさんの運転する「赤い彗星」に乗って廻り目平入り。現地でセキネくんとも合流し、軽く協議の上でまずは「ラブリートラバース」のある入口岩を目指すことにしました。

入口岩

カンテ 8級
朝一番のアップ課題として。なんとも言えないこのザラザラ感は花崗岩のボルダーならでは。トモミさんは最初苦戦していましたが、シューズを変えたら「全然違った」とのことで軽く撃破していました。
マントル 7級
いいのかな?というくらい高いところからスタートし、よいしょと上のガバをとったら足を上げるだけ。本当はもっと下からスタートするのだと思いますが「7級ですからどこからでも」との声に従いました。これら二つは既登課題です。
マントル 5級
左寄りのガバカチから直上するラインですが、身体を引き上げられず。よっこさんは奮闘の末にTOし、セキネくんは解決できずでした。

よっこさんとセキネくんは「ラブリートラバース」(右→左:1級)のパート解析にも挑んでいましたが、この日は本気トライはしませんでした。

分岐岩

マントル 10級
分岐岩の高さに慣れるために、まずは軽く1本。
トラバース 6級
今回のメイン課題。久しぶりなのですっかり手順・足順を忘れていましたが、2便目に細かく足をつないで渡りきり、そのままTOすることができました。やれやれ長い道のりだった。

よっこさんとセキネくんは「MNP」(1級)に手をつけていましたが、これまた手探り段階。なお、後でこの岩を去る際に恐るべきフリーソロを敢行中のクライマーを発見しました。

体長約5cmということは、通常の男性の身長が170cmとすれば縮尺34分の1。それが地面から160cmのところにいるわけですから、34倍すれば地上約54mでのランジです!

奥の石

10級
ほとんど自然に還っている課題。出だしのバランスが悪いものの、そこを耐えればガバだらけ。
クラック 10級
単に取り組んだのではガバをつなぐだけになりますが、SD課題とすると途端に難しくなり、私は解決できませんでした。

よっこさんとセキネくんは「テンペル・タットル」(初段)に着手しましたが、ちょっとあり得ない悪さだったようです。

スパイヤー

スラブ 6級
ここも長らく宿題になっている課題。途中の外傾した横長ホールドに手を届かせるところまでは回復しましたが、そこから身体を引き上げられず。トモミさんはこの課題に挑んだ際に足がマットと岩の隙間に落ちてしまい、負傷退場となってしまいました。

よっこさんとセキネくんは反対側の「エイハブ船長」(1級)をしばらく打ってから、こちらの「ライト・スパイヤー」(3級)と「スラブ」(4級)に手をつけたものの、いずれもTOならず。

トモミさんがリタイアすることになったのを受けて、私も後はビールを飲みながら焚火でまったりすることにしました。トモミさんと四方山話をしながらのんびり過ごすこと1時間半の後、よっこさんとセキネくんが哲学岩、漆岩などの岩場巡りを終えて帰ってきましたが、セキネくん曰く「ボコボコにされました」とのこと。お疲れさまでした。

最後は「ふじもと」の焼肉定食で〆。宿題を一つ片付けられたし、焚火ビールもできたしで、私にとっては良い休日でしたが、負傷したトモミさんが心配です。おそらくは軽い捻挫だと思うのですが、どうか早期に回復しますように。