横岳西壁中山尾根(2014/01/16)

▲中山乗越でギアを装着。
▲樹林帯を抜けるとそこは下部岩壁だった。
▲下部岩壁の取付にまずセキネくんが到着。
▲出だしは右下へ不安定な雪を踏んで下る。
▲苦労しつつ1段上がって最初のクリップでほっと一息。
▲ルートは雪の詰まった凹状ランペになっている。
▲こうして見ると正面壁を登った方が早かったかも?
▲気を取り直してさらに高度を上げる。
▲このピッチは意外に長い。それでもところどころのハンガーボルトが安心材料。
▲この態勢で写真撮影を要求する私もどうかしているが……。
▲何はともあれよく整備された支点に到着。
▲後続のセキネくん。落ち着いた登り。
▲セキネくんの視界にはこう映っている。
▲難しい2ピッチ目を余裕で登るセキネくん。
▲2ピッチ目の難しい凹角を下から見上げるとこうなっている。
▲凹角のすぐ上の灌木でビレイしてくれていたセキネくん。
▲引き続き簡単な雪稜ピッチとなる。
▲もう1ピッチ、雪稜にロープを伸ばし……。
▲さらに1ピッチ伸ばすと上部岩壁に到着。
▲ここの支点もしっかり作られている。整備してくれた人に感謝。
▲キンクを解くためにここでロープを結び直した。
▲目指すルートは支点の右手の凹角。
▲核心部にはハンガーボルトが打たれていて安心。
▲……と言ってもこの角度。クイックドローの向こうの垂壁を登る。
▲落ち着いて登ればホールドはたくさんある。
▲だんだん高度感が出てきた。
▲いったん安定したテラスに達し、その奥を垂直に上がる。
▲かぶった凹角を見上げるとこんな感じ。残置ピン多し。
▲かぶった凹角を抜ければすぐにしっかりした支点がある。
▲後続のセキネくん。ここでもシュアなクライミングが光る。
▲易しくなった雪稜を先行するセキネくん。この後に悲劇が……。
▲かなりの時間の経過の後に白ロープだけに確保されて登ってみると……。
▲オレンジロープは岩に絡めとられていた。これでは動かない。
▲そしてロープの取り回しに苦労している間にATCを落としてしまい、半ば茫然としているセキネくん。
▲トップを交替して事実上の最終ピッチに向かう。
▲岩がちの斜面をすいすいと登り……。
▲……この特徴的な岩壁の前へ到着。一番奥に登れるハングあり。
▲左から巻き上がることもできそうだったがボルトの位置からこれは却下。
▲奥のハングはホールドは豊富ながら少々パワーを使った。
▲登ってきた尾根筋を見下ろす最後のアングル。
▲セキネくんもハングを越えてきた。背後には阿弥陀岳、遠くに御嶽山。
▲フィナーレは雪のバンドを渡って登山道を目指す。
▲終了点の安定したテラスに立つセキネくん。富士山が立派。
▲後続する私。矢印の位置にボルトがありロープを屈曲させることができる。
▲ゴール直前。ここはもう易しい歩き。
▲登攀終了。お疲れさまでした。