広河原沢3ルンゼ(2014/01/12)

本谷と右俣の分岐から、真っすぐ本谷へ入る。
小ゴルジュの手前で、先行していた男女パーティーに追いついた。
右から小さく巻き上がると、祠状の岩の下を真っすぐ歩ける。
予想外のトレースにびっくり。足跡からすると、前にいるのは単独。
小さく傾斜の緩い最初の氷瀑をさくさく越える。
この氷瀑は、時間短縮のためトレースにしたがって左から巻いた。
胎内くぐり。ストレスなく抜けることができる。
本流は右手の窪地へ。ここ、無雪期はどのように水が流れているんだろう?
窪地の奥にも氷瀑が見えるが、ルートは左へ。
この小さい滝も、快適に越えられる。
振り返ると、いつの間にか高度が上がってきていることに気付く。
それにしても、我々が山に入るとどうしてこうも雪が多いのか……。
ぐいぐいと高度を上げてきて、いよいよ3ルンゼの入口。
正面には立派な氷柱があり、その上は左が1ルンゼ、右が2ルンゼ。
3ルンゼは右手前の狭い入口から入る。
狭いルンゼの中を、雪をかき分けながら進む。
雪が深く、男女パーティーと一緒のラッセルがなかなかはかどらない。
ルンゼ内の角度は、こんな感じ。
ようやく出てきた、三段30m大滝。
左端なら階段状という感じ。その右手の凹角を狙うことにした。
私のリード。氷は柔らかく、アックスやアイゼンがよく決まる。
では、お先に。
プチラッセルの後、二段目は小さいながら堅く凍って立っている。
二段目を越えて斜面の途中、左手の氷の壁にスクリュー二本でビレイポイントを作った。
後続してくるかっきー。こうして見ると、傾斜が立っているのがわかる。
リードをかっきーにバトンタッチ。三段目を越えていく。
男女パーティーの男性の方が背後に迫る。
ここは二俣。正面にはバーティカルな滝。左に巻き上ればP4へ。
小さいながらも威圧感あり。かっきー、大丈夫?
下から見上げたところ。きれいに凍っている。
かっきートライ!……スクリューを二本入れたところで、名誉ある撤退。
……というわけで選手交替し、私がリードで抜けさせていただいた。
支点構築は、念には念を入れ。
後続してきたかっきー。お疲れさまでした。
奥の小さい氷瀑は、つららが不安定そうなので右に逃げることに。
こちらのラインも、見た目以上に斜度がある。
奥の氷瀑を見下ろしたところ。あれは登れるものなんだろうか?
尾根上に到達。頭上に南稜P3が聳えている。
またしてもラッセルですか……。
このラインも一筋縄ではなかった。
やっとP3が近づいてきた!あと少し。
強風にさらされながら、P3基部に到着した。