北穂高岳滝谷クラック尾根(2011/09/25)

曙光の中、北穂高小屋から槍ヶ岳方面へ下降開始。
鎖場を降りたところのすぐ近くが、B沢のコル。
入口には目印アリ。
B沢の下降。上部の脆さは、C沢より悪いと感じた。
懸垂下降も強いられる。
フィックスロープが設置された場所。青いロープは先行のソロのもの。
しっかりした支点から、懸垂下降。
斜め懸垂で崩壊地をやり過ごし、バンドへ。
顕著なバンド。ただし先の方で再び崩壊しているので……。
その手前の踏み跡を上へ乗り越す。
見るからに取付きという感じの地形。
白ペンキで「↑クラック」と書いてあった。
1ピッチ目。まさかと思うような岩が動くので要注意。
しっかりした支点に辿り着いて、ほっとした。
2ピッチ目の出だしは、ちょっとトリッキー。
さらに出てくるまだら模様の垂壁をクラックも使って越える。
まだら模様の垂壁を越えると、上方への視界が開けてくる。
斜面突き当たりの小岩峰は脆いので、慎重に。
小岩峰でビレイ中の私。
ここが旧メガネのコル。今はただの崩壊した水平リッジ。
左上に、B沢入口が見えてきた。ルートは正面の壁のクラックを登る。
このクラックには苦しめられた。途中までは問題ないのだが……。
クラック出口でハマって涙目になった私。ロワーダウンして後続パーティーに先行してもらった。
大奮闘ながらも見事に抜けていった、後続パーティーの女性。
文字通りクラックにハマってもがく現場監督氏。ロープの下では、ひそかに溜飲を下げる私。
なんとか抜けて、ジャンケンクラック。正面のクラックは難しいらしい。
我々は先行パーティーに従い、左奥のクラックを登った。
高度感もあって快適なピッチ。最後に狭いバンドを伝うトラバースがある。
ジャンケンクラックの上の、やや脆い凹角。
凹角を抜けて左上し、リッジ下でビレイ。このへんまでは天気がもっていましたが……。
だんだん雲が広がり出した。ルートは、左の傾斜が立った凹角へ。
この凹角、寝ているようで意外に立っていて楽しめる。
凹角の上はガレ状。そして、ついにガスにつかまった。
またぼろぼろの凹角。私の担当はなぜか脆いところばかりのような気がする……。
最終ピッチ。フェースに縦に走る2本のクラックを使って登る。当然、カム必携。
フェースを抜けたところの浮き石の多いバンドを左上。
この位置に飛び出して、登攀終了。お疲れさまでした。