北穂高岳滝谷クラック尾根(2011/09/25)

▲曙光の中、北穂高小屋から槍ヶ岳方面へ下降開始。
▲鎖場を降りたところのすぐ近くがB沢のコル。
▲入口には目印アリ。
▲B沢の下降。上部の脆さはC沢より悪いと感じた。
▲懸垂下降も強いられる。
▲フィックスロープが設置された場所。青いロープは先行のソロのもの。
▲しっかりした支点から懸垂下降。
▲斜め懸垂で崩壊地をやり過ごしバンドへ。
▲顕著なバンド。ただし先の方で再び崩壊しているので……。
▲その手前の踏み跡を上へ乗り越す。
▲見るからに取付という感じの地形。
▲白ペンキで「↑クラック」と書いてある。
▲1ピッチ目。まさかと思うような岩が動くので要注意。
▲しっかりした支点に辿り着いてほっとした。
▲2ピッチ目の出だしはちょっとトリッキー。
▲さらに出てくるまだら模様の垂壁をクラックも使って越える。
▲まだら模様の垂壁を越えると上方への視界が開けてくる。
▲斜面突き当たりの小岩峰は脆いので慎重に。
▲小岩峰でビレイ中の私。
▲ここが旧メガネのコル。今はただの崩壊した水平リッジ。
▲左上にB沢入口が見えてきた。ルートは正面の壁のクラックを登る。
▲このクラックには苦しめられた。途中までは問題ないのだが……。
▲クラック出口でハマって涙目になった私。ロワーダウンして後続パーティーに先行してもらった。
▲大奮闘ながらも見事に抜けていった後続パーティーの女性。
▲文字通りクラックにハマってもがく現場監督氏。ロープの下ではひそかに溜飲を下げる私。
▲なんとか抜けてジャンケンクラック。正面のクラックは難しいらしい。
▲我々は先行パーティーにならい左奥のクラックを登った。
▲高度感もあって快適なピッチ。最後に狭いバンドを伝うトラバースがある。
▲ジャンケンクラックの上のやや脆い凹角。
▲凹角を抜けて左上しリッジ下でビレイ。このへんまでは天気がもっていたが……。
▲だんだん雲が広がり出した。ルートは左の傾斜が立った凹角へ。
▲この凹角は寝ているように見えて意外に立っている。
▲凹角の上はガレ状。そしてついにガスにつかまった。
▲またぼろぼろの凹角。私の担当はなぜか脆いところばかりのような気がする。
▲最終ピッチはフェースに縦に走る2本のクラックを使って登る。カム必携。
▲フェースを抜けたところの浮き石の多いバンドを左上。
▲この位置に飛び出して登攀終了。お疲れさまでした。