第11回みたけ山トレイルラン

日程:2010/12/12

概要:奥多摩の御岳山ケーブルカー滝本駅から一気に坂道を登って山上に上がり、ロックガーデンから奥の院方面を回って武蔵御嶽神社に達する15kmのトレイルラン。

山頂:御岳山(鍋割山)1084m

同行:---

御岳山と言えば河原でボルダリング、というイメージが自分の中では定着していますが、本を正せば武蔵御嶽神社を擁する霊峰です。当然、普通のハイキングで周辺を散策したこともあるのですが、今回はその武蔵御嶽神社をゴールとするトレイルランのレースに参加しました。

この図のようにケーブルカーの滝本駅がスタート地点で、つまりいきなりケーブルカーの高低差=400m強を駆け上がらなければなりません。距離は15km、制限時間は2時間半です。

2010/12/12

7時40分頃に御嶽駅でラン友のハグロ氏、モリモ、マドカと合流し、バスで滝本駅まで移動して受付を済ませ、寒気に震えながら身支度をしました。

身の引き締まる寒気の中で出発準備の後、おなじみエアロビクスではエネルギーを消耗してしまう人が続出するのですが、これはこの大会の「お約束」のようです。

9時30分に青梅市長さんの叩く太鼓を合図にスタート。1000人余りが一斉にスタートするのですが、山上までの坂道でかなりばらけます。私にとっても最初の坂はやはり走るには厳しく、早歩き程度の速度でひたすらガマン。

後は山上のなだらかな道を走り、宿坊街を抜けて武蔵御嶽神社の手前から再び山道へ。真っ青な空はトレイルラン日和でもあり、ボルダリング日和でもあり。沿道の皆さんの声援にもずいぶん励まされます。この辺りはハイキングで歩いたことがある道なのである程度様子がわかっている感がありますが、山道に入ってすぐに早くもトップランナーが折り返してきているのとすれ違いました。こちらからは下り坂、あちらにとっては登り坂なのに、まるで平地を行くようなスピードで走って来るトップランナーの脚力には驚かされます。きっとあの人たちは食べているものが違うんだろうと自分に言い聞かせつつさらに高度を下げて、ロックガーデンに突入しました。

急な下り坂のあるところなどでは部分的に渋滞することもありましたが、気になるほどではありません。そして焚火が暖かそうな綾広の滝は、武蔵御嶽神社の神職が滝行を行う場所なのだそう。一応、ちらりと目でラインを探ってみましたが、どうやら直登は難しそうです。

沢沿いの谷間の道を緩やかに登って、後はひたすら登り続けて通過した鍋割山は今回のコースの最高地点です。その先の奥の院から強烈な急降下をこなし、最後は武蔵御嶽神社の階段を息も絶え絶えになりながら登ってゴールしました。

私のタイムは2時間12分03秒。一緒にスタートした3人は、ハグロ氏とマドカが同着の2時間と35秒、モリモが2時間6分15秒。特にハグロ氏とモリモは、前日に駅伝で10kmを走っていながらこのレースも問題なく完走しているのですから凄い脚力です。ちなみにトップのタイムは1時間04分51秒でしたが、これは横に置いてお互いの健闘を称え合い、それぞれ指定された宿坊へ向かいました。この大会では受付のところで預けた荷物が山上の宿坊にマイクロバスで運ばれていて、ランナーはゼッケンナンバーごとに定められた宿坊へ出向いて荷物を受け取り、さらにそこで入浴もできる仕組みです。

私の荷物は山香荘という宿坊に運ばれていて、ここで荷物を受け取り、風呂にも入りました。この宿坊は落ち着いた佇まいがいい雰囲気で、レースに関係なく泊まってみたい気にさせられます。

この大会はさすがKFC主催だけあって運営はしっかりしているし、コースは出だしの登りと奥の院からの下りがきついとは言え全体を通しては走り(歩き)やすく、さらに5,000円の参加費の中に風呂代、下りのケーブル代、そして参加賞のTシャツまで含まれているというお買い得で楽しいレースでした。次回参加するときは前日に河原でボルダリングを楽しんで、夜は御岳山上の宿で前夜祭。翌朝はケーブルカーで下ってゆとりをもって受付へ到着、というさらなる贅沢パターンで参戦したいものです。