塾長の山行記録

塾長の山行記録

私=juqchoの登山の記録集。基本は癒し系バリエーション、四季を通じて。

第27回神奈川マラソン

日程:2005/02/06

概要:第27回神奈川マラソン〔ハーフ〕。海沿いの平坦なコースで走りやすかった。

山頂:---

同行:---

第27回神奈川マラソンのハーフの部に参加。昨年のハーフマラソンは2時間を切れなかったので、今年はとにかく2時間を下回るのが目標です。ところが、練習しなきゃ、しなきゃと思いつつ寒波に怖じ気付いてついつい走ることができず、今年に入ってから走った総キロ数はたったの18km(6km×3回)。これでは完走すら危ないんじゃないか?と不安を感じながら当日を迎えました。

2005/02/06

京浜東北線の磯子駅から海側の道路をまたぐ歩道橋を渡るとすぐそこが会場の日清オイリオグループ横浜磯子事業場で、すぐに受付でゼッケンとRCチップを受け取りました。日陰ではちょっと肌寒いものの、素晴らしい快晴で風もほとんどなく、絶好のコンディションです。さっそくシューズを替えて会場をうろうろしていると、10時20分に5kmの部がまずスタートしました。白バイの先導もある本格的な運営を見てこの大会が地域にしっかり根付いていることを感じているうちに、ゴール地点では早くも先頭を迎えるための準備が始まっていました。いつもキロ5-6分でしか走っていない私にはトップランナーが5kmをどれくらいで走るものか見当もついていなかったのですが、やがて右手を高く掲げた勝利のポーズでゴールに飛び込んできた先頭ランナーは、14分台でした。

ハーフは11時30分スタート。軽くストレッチなどしているうちにすぐに定刻が近づき、大会会場の敷地内ではなくその前の国道357号を通行止めにして設けられているスタート地点に移動しました。ランナーたちは思い思いに列を作って待機しており、私もしばらく歩いて最後尾につきましたが、他の大会で見たことがある殺気立った気配がここでは感じられないことを好ましく思いました。やがてスタート時刻になったとき、フライングの合図のようにピストルが2発続けて鳴らされて周囲は「?」という雰囲気でしたが、やがて徐々に人が前に進み始めたので無事にレースが開始されたことがわかりました。

スタート地点では我先に前へ出ようとする人は見受けられずほのぼのとした雰囲気で、そんな中で謎のタイガーマスク軍団を見掛けましたが、左の人が「伴走」となっていることからわかるように中央の白マスクの人は目が不自由のよう。彼は最後まで私とほぼ同じペースでした。

コースは大会会場前の行動を北に向かい、2km弱走ったところで右に折れて海に突き出した道を進み、突端の横浜市下水道局をぐるっと回って元の国道に戻りました。広く穏やかな海、船や港湾施設などの港の風景の中をランナーたちはそれぞれのペースで進んで行きます。私はキロ5分プラスくらいのペースで、ちょうど目の前を走るタイガーマスク部隊(今回見掛けたコスプレ系は彼らだけ)と前後しながら進みました。国道357号を反対方向(南)に走って会場前を通り過ぎ、1kmちょっと走ったところで今度は左(これも海側)に折れてしばらく行ったところが折返し点で、この時点で58分を切っていたのでこのまま順調に行けば2時間を切れそうだという計算ができました。

折返し点から再び国道に戻り、北上してまたしても大会会場前を通り過ぎ、最初のループをもう一度回って最後は会場に入ってゴールです。昨年のハーフマラソンでは2時間という時間がずいぶん長く感じられてつらい思いをした記憶がありましたが、今日は最初から最後まで気分良く「走り」そのものを楽しめて、大詰めでちょっとスパートして1時間55分50秒(手元の時計)でゴールインできました(後日の大会事務局からの通知では、グロス1時間58分24秒、ネット1時間55分53秒)。

ゴールの先でRCチップを返却し、参加賞のTシャツと小さなパックのジュース、それに日清サラダオイルをいただいてレース終了。あくまで3月の荒川マラソンに向けての調整というつもりであったため十分に余力を残してのランでしたが、それならあと10分縮めろと言われると厳しいのも事実です。ともあれすぐに着替えて会場を後にし、そのままボルダリングの練習をしに横浜の「B-PUMP2」へ直行したのでした。