塾長の山行記録

塾長の山行記録

私=juqchoの登山の記録集。基本は癒し系バリエーション、四季を通じて。

広沢寺弁天岩

日程:2003/07/13

概要:きむっちと、岩登りのゲレンデ・広沢寺弁天岩でクライミングの練習。

山頂:---

同行:きむっち

山行寸描

▲コミコミの広沢寺弁天岩。4カ所の支点を占拠されていた。(2003/07/13撮影)

2003/07/13

△10:00-14:00 広沢寺弁天岩

このお盆休みにプロジェクトKを計画しているきむっちと、来る木曜日からプロジェクトMを決行予定の私とで、広沢寺で練習。きむっちはビブラムソールでの岩場の登降と懸垂下降、私はニュー・アイゼンのテストが目的でしたが、今日は天気が悪いから水がしみ出して登りにくい広沢寺に来る酔狂なクライマーはいるまいと思いながら岩場に着いてみると、驚いたことに大部隊の講習会が既に4本もロープを垂らしていました。

それでも何とか気を取り直して、先月Niizawa氏とここで練習したときに使った中央スラブ中間=地上25mの支点を確保することにしました。最初はクライミングシューズで私がロープをセットしに登ったのですが、「湿っている」とか「濡れている」というレベルではなく、水が岩の表面を流れていて実に恐ろしい状態です。なんとかロープをセットし、きむっちと交代で登山靴(私はアイゼンも)で登りましたが、アイゼンなしの登山靴で登ったときが、ずるっ!と滑りそうで一番の恐怖でした。そのうち講習会集団が昼食休憩に入ったので右側の低い岩場に場所を移して、今度はアイゼンを履いたままの私のリードで支点まで上がり、ついできむっちを迎え、きむっちに懸垂で下ってもらいました。しかし、デイジーに身体を預けたままロープのとりまわしをもたもたしているうちに講習会集団の休憩はあっさり終了してしまい、下に降りたところでこれ以上の練習を諦めることにしました。

弁天岩を後にしたら七沢荘の露天風呂で汗を流し、缶ビールで乾杯。登った本数が少なく不満の残る練習になってしまい、きむっちには申し訳ないことをしたので、プロジェクトKまでに沢でもう一度練習するつもりです。