雄阿寒岳

1991/08/13
■08:40 滝口 ■09:50-10:00 五合目 ■11:25-30 八合目
阿寒湖の水が豊富に流れ込む太郎湖の横を抜け、樹林の中の急坂を登ります。四合目と五合目の間で先行していた老夫婦に追いつきました。3時間登って五合目にも着かないので、登頂を諦めようかと悩んでいた由。五合目からやっと高山らしい樹相に変わって道は緩やかになり、両脇にはガンコウランやフレップが実を付けています。八合目では、ガスの中に小屋跡が朽ち果てていました。
■11:40-12:45 雄阿寒岳
いったん下って2回登り返すと岩が乱雑に散らぱる山頂。山名表示も無く眺めもきかないため、本当にここが山頂か?と不安になりましたが、三角点もあるので一応納得。晴れ間を待つ間に先程の老夫婦が到着。さらに大阪の単独行者も登り着き、山頂はやや娠やかになりました。1時間程待ったところで天候の好転を諦めて下山開始。
■12:55 八合目 ■13:35-40 五合目 ■15:10 滝口
五合目から振り返ると、外輪山の上に三角形の頂稜部が顔を覗かせており、悔しい思いで写真を撮りました。その後登山者が登ってくる度に曇天を祈ってしまい、その甲斐あって(?)下に降り着き阿寒湖畔から振り返ると山頂部のみ雲の中に隠れていました。