ツェルマットへの旅 II

2004/07/31-08/08

ツェルマットへは昨年もマッターホルン登頂を目的に訪れたのですが、折悪しく通過した前線の影響で山に雪が付き、ソルベイ小屋を目前にして引き返さざるを得ませんでした。今年はどうするかと春まで迷っていましたが、仕事の都合はなんとかつくだろうとの見込みを立て、3月上旬に航空券や宿の手配をアルパインネットワークに依頼しました。また、現地でのガイドの手配は、どうやらキャンセルせずに行けそうだと確信が持てるようになった7月に入ってからツェルマットのアルピンセンターへ直接メールで依頼しましたが、この時点で希望日である8月4日の予約は一杯。よって登頂予定日は8月5日となり、事前のトレーニングは8月2日にブライトホルンのハーフトラバースとなりました。

昨年の夏のヨーロッパはもの凄い猛暑で、おかげでマッターホルンのルートの一部が崩壊したり、氷河が溶けて洪水になったり、熱波のためにフランスでは何人もの人が死んだりした程だったのですが、今年のヨーロッパはうってかわって冷夏。私より一足早くツェルマットに入ったクライミング仲間のNiizawa氏とSakurai氏は、ツェルマットでの滞在期間中ルートがオープンになることなく敗退したくらいです。私の旅程は彼らの2週間後。ルートの状態が良くなっていることを期待しつつ、成田国際空港からシンガポール経由の長い飛行機の旅に飛び立ちました。

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日程 場所 行程
2004/07/31 成田国際空港 成田国際空港からシンガポール経由チューリヒへ。
列車を乗継いでツェルマットへ移動。
08/01 ツェルマット
02 ブライトホルン・ハーフトラバース。
03 リッフェルホルンで岩登りトレーニング。
04 クラインマッターホルン。
トロッケナーシュテークからフーリへハイキング
05 ブラウヘルトからスネガへハイキング。
06 ポリュックス登頂。
07 チューリヒからシンガポール経由成田国際空港へ。
08 成田国際空港

ツェルマット概念図。ツェルマットのどこでも無料で手に入る簡単なパンフレットの図です。谷底の村、ツェルマットからゴンドラや登山鉄道がそれぞれの山の近くまで伸びて、そこからハイキング道が村へ下っています(もちろん登っている元気な人もたくさんいます)。右の尖った三角形がマッターホルン(4,478m)、その右がダン・デラン(4,171m)。左の雪山の連なりはブライトホルン(4,164m)からモンテ・ローザ(4,634m)にかけての4,000m級の連山。左下にはドム(4,545m)も描かれています。確かにマッターホルンはツェルマットの象徴ですが、ツェルマットはマッターホルンだけの村ではないのです。