2017年03月の徒然

烙印

2017/03/25

自分はそう美食に走る方ではありませんが、それでもたまにグルメな機会があれば、つい嬉しくなってInstagramに写真をアップしたりしています。しかし、ふと振り返ってみて、近頃の自分の飽食ぶりに少々反省。

……鮟鱇。

2月のあんこう鍋は社寺巡りとセットなのでまだ許すとして、この3月だけを見ても……。

……牡蠣 @「八丁堀 朋」

……河豚 @「湯島 きくち」

……穴子 @「日本橋 玉ゐ」

それだけならまだしも、山登りの帰路、登山口に戻り着いたところですらこんな贅沢をしてしまいました。

……牛肉!

しかも、ここにあげたものが飽食のすべてではないという恐るべき事実。これを堕落と呼ばずしてなんと呼ぼう!山屋失格の烙印を捺されないよう、4月は節制することを誓います。

白金

2017/03/22

モンベルから、新しいモンベルクラブ・メンバーズカードが到着しました。封筒を開けてみると、これまでのカードとは色が違います。左はこれまでのカードで、右が新しく届いたカードです。

これまでの方が金色できれいだったのに、と単純に見た目だけで不本意な思いをしていましたが、よくよく調べてみると、どうやらこれは「プラチナカード」である模様。ポイント加算率も1ポイント上がって、ますます購買意欲をそそります。

しかし、最高ランクである「ダイヤモンドカード」に到達するためにはあと10年モンベルクラブ会員を継続するか、さらに25万円分の山道具をモンベルで購入しなければならないようですが、果たしてそこまで山登りを続けていられるかどうか……。

滝坂

2017/03/20

さて、この春分の日の三連休は好天予想でしっかりしたアルパインクライミングができそう……と思っていたのですが、そういうわけには行きませんでした。ひと月ほど前、東沢渓谷の乙女沢を登ったときに転倒してしたたかに打った膝が、つい先日の大同心大滝登攀後の下山時から痛みだして、今や通常の歩行にも支障をきたすようになってしまったために数日前に北里研究所病院で診察を受けたのですが、レントゲンの結果は骨に異常はないもののしばらくは安静が必要というご託宣。痛み止めの薬と湿布薬を大量にもらって帰ることになってしまい、おかげでどうやら今シーズンのアイスクライミングも強制終了です。もっとも、昨年は秋に山友かっきーが事故負傷、自分も脊柱管狭窄症が発症し、そして宿痾の膝痛もこのタイミングで一段と悪化と穏やかならざることが続いているところをみると、神様が「大怪我をする前に少し控えめにしろ」と言っているのに違いありません。ここは医師が言うとおり「しばらく様子を見る」しかなさそうです。

そんなわけで心静かに(しかし内心は穏やかではないままに)過ごした連休の三日目、自宅の前の道を渋谷駅に向かって歩いてみると、それまで目についていなかった標識が立っていることに気付きました。

今は「裏渋谷通り」と呼ばれているこの道がかつては「三業通り」と呼ばれていたことは以前にもレポートしたことがあります(2015年の記事 / 2001年の記事)が、これはさらに昔の呼称である「滝坂道」の由来を示す標識です。いったい、いつの間に?

滝坂道(甲州街道出道)は、かつての大山街道が道玄坂から分岐をし、武蔵国府のあった府中に向かっていた古道で、その起源は江戸幕府が開府する前からと考えられています。滝坂道は、目黒区の北部を通り、世田谷区を横断して、調布市で甲州街道に合流します。名称の由来は、甲州街道の滝坂で合流することから滝坂道と呼ばれたようです。現在は、裏渋谷通りの愛称で親しまれています。

「滝坂道」で検索してみるとこの道は、甲州街道が整備される以前の府中と江戸を結ぶ幹線として古道ファンには有名な存在である模様。現在の道路では甲州街道の滝坂(現・調布市仙川町)から都道118号を経て都道423号(淡島通り)に通じるルートがかつての滝坂道ですが、もちろん度重なる路線の整理によって道筋は変わり、かつての面影を残す場所も限られているようです。

古道ファンはともかく、今では平日の夜は繁華街、休日は生活道路となっているこの道(私にとっては通勤路でもあります)にかつてそうした歴史があったことを知る人は、果たしてどれくらいいるのでしょうか?

屋守

2017/03/15

職場の先輩方+αの定期飲み会を八丁堀の「朋」で。こちらのお店は北海道厚岸からの直送で一年中食べられるという牡蠣「まるえもん」が売りで、生・焼き・ガーリックバターなど各種スタイルでいただきました。

また、地酒の種類が豊富なのも大事なポイント。この日も30種類の地酒がワンポイント解説と共に紹介されていて、目移りします。できることなら上から順番に……といきたいところですが、肝臓と財政の健全性確保は自分の高齢化対策として避けて通れません。

そんなわけでここぞという一本を30種類の中からピンポイントで見つけ出さなければならなかったのですがジューシーでフレッシュな風味、甘味を感じる味わいで後口はスッキリと切れるという謳い文句が期待をそそる東京の地酒「屋守 純米 無濾過生 直汲み」が目についたので、さっそく店員さんに注文することにしました。

私「この『やもり』ください」
店「はい『おくのかみ』ですね」

……ラベルにはご覧の通りヤモリマークが印刷されているのに。

しかし味わいは価格表の惹句そのままで、まさしくフルーティーかつスッキリ。これぞドンピシャというお酒に巡り会うことができてハッピーでした。