日和田山

日程:2014/11/03

概要:吾野駅から顔振峠に上がり、南東方向の尾根筋につけられた登山道を辿って日和田山まで走り、高麗駅へ下山する約16kmのトレイルラン。

山頂:日和田山 305m

同行:---

この日は雨予報だったのでジムでのクライミングの予定だったのですが、予報がころころ変わり、どうやら晴れ模様になりました。ジムに行くはずだった仲間たちも次々に外岩宣言を発したので、それならとラン友マドカに声を掛けて、自分も軽いトレイルランニングを楽しむことにしました。

2014/11/03

△10:20 吾野駅 → △11:10-35 顔振峠 → △12:30-40 ユガテ → △13:45-14:00 日和田山 → △14:35 高麗駅

今日の行き先は、一昨年の大晦日に走った顔振峠から日和田山までの約16km。西武池袋線の吾野駅で待ち合わせ、身繕いを整えて走り出しました。

吾野の農家のかかし達は、鳥よけどころか人間にとっても十分に怖そうです。

峠へ登る道は途中まで車道で、かなり登ったところから山道になります。車道のうちはゆっくりでも走ることを心掛けましたが、ウォームアップなしでのこの登りは心拍数がかなり上がりました。

摩利支天の二重塔。狛犬ならぬ駒猪?

振り返れば奥武蔵の山々、右端のトンガリは武甲山。

顔振峠の顔振茶屋で一息つくことにしました。

山芋の磯辺揚げと揚げ餅。どちらも美味でしたが、まだ先があるのでビールはお預けです。

しばしの休憩の後にラン再開。極めて走りやすい山道を飛ばせば、あっという間に諏訪神社に到着します。

スピードを出しにくい起伏のある道を車道に絡みながら上り下りして、ユガテに到着しました。畑にはヘチマがなっています。

竹林を抜け、ジメジメと湿ったシダの道を抜けてしばらく走ったところにあるのが北向地蔵で、この辺りから年配のハイカーが目立つようになってきました。

高指山の先では道に迷いかけました。NTTの無線中継所の手前から右下に降りなければならないのに無線中継所の入口近くまで進んでから山道に入ったところ、ぐるぐる回って元の場所。危うくリングワンデリングするところでした。

どうにか正しい道に戻り、車道から明るい山道を進んで最後に岩がちの坂を登ると、そこが日和田山の山頂でした。

山頂からは、筑波山から東京スカイツリーまで一望できる素晴らしい展望が広がりました。ふと右手の方を見るとダイナミックな飛行機雲が空に模様を描いており、これはこの日入間基地で開催された航空祭でのブルーインパルスの姿でした。山頂にいた登山者たちは皆「かっこいい!」「すごい!」と大歓声です。

……と、予想外のアトラクションも楽しむことができてラッキー。後はのんびりと高麗駅まで下るだけでした。