富士山

山頂 富士山3,776m
分類 関東周辺
日程 2013/07/06-07
同行  
概要 恒例のトレーニング山行として富士山へ。吉田口五合目の佐藤小屋をベースとして、初日は東洋館まで往復、二日目は吉田口山頂往復。
土曜日。午後になると、世界遺産効果ではっきりと混雑し始めました。(2013/07/06撮影)
日曜日。朝のうちはすっきり空いていて、気分よく登れます。(2013/07/07撮影)

2013/07/06

■10:20 富士スバルライン五合目 ■10:40-11:15 佐藤小屋 ■13:00-10 東洋館 ■14:50 佐藤小屋

今年6月に世界遺産に選出された富士山。山開き後最初の週末は激しく混むだろうなと思ってはいたのですが、逆に「世界遺産がナンボのものかこの目で確かめてみるか」という気持もあって、例によって佐藤小屋起点で登ってみることにしました。ちなみに、富士山に登るのはこれが10回目です。

富士スバルライン五合目に降り立ってみると、あたりはガスに包まれ、しかも時折かなりの強風が吹き付ける気候。「やめよう弾丸登山」の看板を横目に、まずは佐藤小屋を目指しました。

いつもはゆったり小屋泊にしているのですが、小屋が混むだろうと予想して今回はテントを担いできています。受付をしようと小屋に入ると、御主人は私の顔を覚えていてくれて、今日のこの風では太子館(八合目)くらいまでにしておいた方がいいだろうとアドバイスをくれました。また、小屋の前では文化放送の女性レポーターがトレラン姿の登山客をつかまえて生放送でのインタビュー中で、これも世界遺産ブームをネタにした企画ということなのでしょう。

テントを張って雨具と水・行動食をデイパックに入れ、出発。登りのうちはそれほど道が混んでいるという感じはなく、順調に高度を上げることができましたが、予想よりも早く七合目の東洋館のあたりで気象条件がはっきり上下に分かれており、一瞬の突風に身体を持っていかれそうになったり、ガスが吹き付けて身体が濡れたりしてきたので、この日はここまでの往復にとどめることにしました。

往路の下降を始めたのが13時過ぎですが、この頃から相当な数の団体が続々と登ってくるのとすれ違うようになりました。ひとつの団体は先頭と最後にガイドを置いて、その間に20人から40人くらい「私ら普段は山とは無関係ですから」オーラを放つ善男善女が挟まれています。そうした団体が次々に登ってくるのですが、いったいどこにこれだけの人数を収容するスペースがあるのかと心配になるくらい。佐藤小屋に下りてきても大勢の登山者がたむろしていましたが、こちらはトレラン姿が大半で、なにやら玄人感が漂っています。

小屋で水とお酒を買い入れて、テントの中に落ち着きほっこり。夏風邪をひいたのかこの日は朝から体調が悪く、お酒を飲んでまずは昼寝し、夕方のっそり起き出して夕食に焼きそばを作ってそそくさと食べると、再び深い眠りに落ちていきました。

2013/07/07

■05:35 佐藤小屋

3時半に起床し、持参したGoPro HERO3を小屋の近くの見晴らしのいい場所にセット。目論見としては日の出のタイムラプス動画を撮ろうというわけですが、その成果は、こんな感じです。

十分に日が上がったところで撮影を終了し、昨日登った道を再び登り始めました。見上げてみると、山頂は雲に覆われているものの、昨日に比べれば比較的よく晴れており、そして登山道はかなり空いています。

この日は、太子館まではよく晴れて下界も見渡せましたが、白雲荘から元祖室にかかる頃からガスに覆われ、冷たい風が吹き付けてくるようになりました。

そのまま黙々と登り続けて、吉田口山頂に到着。佐藤小屋から3時間20分もかかっているのは渋滞のせいと言う訳にはいかず、やはり寄る年波には勝てぬ……ということなのでしょうか。

■08:55-09:10 吉田口山頂 ■11:05-35 佐藤小屋 ■11:55 富士スバルライン五合目

山頂はガスが吹き荒れており、とりあえず手近の小屋に入って温かい甘酒を頼んで一息つきました。予定ではこの後お鉢巡りのはずだったのですが、この風とガスではとても山頂を歩き続ける気にはなれず、さっさと下ることにしました。ちょっと残念ですが、ま、いいか。

ガスに覆われて見通しが利かないザレた道を下っていくと、膝下をむき出しにした登山者が後から近づいてきて「どこまで下れば温かくなるんでしょうねぇ」とボヤきながら抜かしていきました。それはこっちが知りたいくらいだ……と思いましたが、やがてガスの下に出て下界の展望が広がれば気分も良くなって、楽しく下降を続けました。

テントに戻ったのが11時過ぎ。帰りのバスは15時発の便を予約していたのですが、iPhoneで調べてみると12時発のバスにまだ空きがあったので、そちらを予約して15時の便はキャンセルし、大急ぎでテントを片付けると一目散にバスターミナルを目指しました。