剱尾根主稜(2012/07/28)

▲ガラガラの池ノ谷ガリーを慎重に下って雪渓へ。
▲すぐに二俣。ここを登り返してR2を上がればコルBに出られるはず。
▲雪渓の傾斜が緩くなるところが見えてきたら左手に注意。
▲これがR10。コルEも下から見えている。
▲対岸(小窓尾根側)の顕著なルンゼも目印になりそう。
▲雪はこれくらい残っていたので安全に取り付くことができた。
▲R10の中はシュルントが上まで続いており、雪に乗らずともコルEまで達することができる。
▲ザレた斜面がちょっといやらしいコルE直下。
▲コルEからは尾根上のハイマツを漕ぐ急登りとなる。
▲腕力を消耗する登り。
▲トポにはとりたてて言及されていない岩峰(III峰)。正面突破はIV級テイスト。
▲岩峰の上に立つと「門」が見えてきた。
▲右から回り込むように「門」に接近。
▲R8が突き上げるコルD。ここからは一応ロープを出した。
▲易しいリッジ〜フェースの登攀。残置ピンはほとんどない。
▲易しいとは言ってもこの高度感。
▲その先はハイマツと岩の細いリッジがコルCまで続く。
▲いつの間にか近づいていた「門」の手前の岩壁。
▲この顕著なギャップがコルC。目の前の壁は人を寄せ付けない雰囲気。
▲コルCの底。残置ピンやスリングのおかげでルートファインディングは容易。
▲フリーで抜けた現場監督氏。左の白ロープのラインが登路。
▲右に回り込んだ後の垂壁。立ってはいるもののホールドは豊富。
▲私はA0で抜けた。さすがに全装備を担いでいたらA1になりそう。
▲「易しいフェース」あたりに後続パーティーの姿も見えている。
▲しばらくコンテで尾根上を進む。
▲逆光の中「門」が間近に見上げられる位置になってきた。
▲「門」の基部にはトラバースバンドが走っている。
▲よく踏まれているトラバースバンド。つい一番奥まで進んでしまい……。
▲そのまま奥壁を登ってしまったが、このラインは厳しい。
▲現場監督氏にも上がってもらったものの……。
▲そこから先は逆層の上に脆そう。
▲仕方なく残置のピンとカラビナに命を託して退却。
▲「門」の複雑な形状にだまされた。ヤレヤレ。
▲トラバースバンドの途中にあるこのクラックが目指すルートの取付。
▲A1でバンド上に乗り上って左へ進むと、途中で上へ向かうクラックが分かれているが……。
▲そのまま草のついた階段状のランペを登る方が簡単そう。
▲結局、出だしのワンポイントを除けばIII級程度だった。
▲「門」の上に出るところ。癒し系のランペ。
▲その先は明るい緩傾斜のスラブ。
▲スラブ側から振り返ると右の門柱(?)が近くに立っている。
▲緩傾斜のスラブ。ちょっと細かいところもあるが軽荷ならビレイ不要な程度。
▲スラブの先を左に上がる脆いルンゼ。
▲この辺りがドームのてっぺん?
▲このギャップが剱尾根の上半部と下半部を分けるコルB。
▲コルBから見上げた上半部。少々脆そうなのでロープを出した。
▲ルートどりのせいか意外に難しかった1ピッチ目。
▲その先すぐに出てくるのっぺりした岩場。
▲ここは左から巻くように越えていく。
▲核心部終了。この上でロープを畳んだ。
▲後はひたすら岩稜上を高度を上げていくだけ。
▲それにしても遠いなあ……。
▲振り返ると中央奥にドームが大きい。
▲頑張っていれば着実に高さが上がってくる。
▲やっと剱尾根ノ頭。左のピークは長次郎ノ頭、右遠くは本峰。
▲最後にクライムダウンがあって……。
▲鞍部から赤茶けた壁を登れば……。
▲長次郎ノ頭に到着。お疲れさまでした。