高尾山

日程:2009/08/30

概要:1号路から高尾山。

山頂:高尾山 599m

同行:マドカ

山行寸描

▲高橋家。山に登る前にこんなことしていいのか?しかも、まだ午前11時だというのに……。(2009/08/30撮影)
▲薬王院。雨に濡れて色彩が心なしか鮮やか。(2009/08/30撮影)

2009/08/30

△11:30 高橋家 → △12:50-13:10 高尾山 → △14:20 高尾山口

この週末は上越の沢に行く予定だったのですが、前線の通過に伴い土曜日の上越国境周辺は雨。そこで日曜日はトレーニングの日と割り切って陣馬山から高尾山へのランに切り替え、ラン友マドカに声を掛けました。ところが、当日投票を済ませて電車に乗ってみると、はっきりした雨模様になってきました。とりあえず高尾駅で待ち合わせてはみたものの、接近する台風の影響で雨脚は強まるばかりでとてもランの気分になりません。せっかくここまで来たのだから高尾山の麓で蕎麦でもいただいて帰るか、ということにして高尾山口へ移動し、高橋家へ入りました。しかしノンベのマドカがただの蕎麦で満足するはずもなく、まだ午前11時だというのに日本酒、板わさ、焼きみそを注文。一杯やってなんだかいい気分になったところで、ここまできたら傘をさしてでも高尾山に登ってみよう!ということになりました。

その前に、高橋家のすぐ横におられる「おびんづるさま」のところへ立ち寄りました。白目が不気味なおびんづるさまは、自分の痛む場所をなでると御利益があるのだそう。実は1週間前にマドカは高尾山で1泊2日の体験修行(「峰中修行会」=滝行やら写経やら護摩焚きやらを体験できるのだとか)に参加しているので、高尾山の諸々に詳しくなっているのでした。

雨は思ったほど強くなく、傘をさしたり畳んだりしながら1号路をのんびりと上がります。鬱蒼と樹木に囲まれた道は濃い霧がかかっていい雰囲気ですし、薬王院の建物もしっとり濡れて風情あり。やがて山頂に到着しましたが、さすがにこの天気では人の姿もまばらです。ビジターセンターでしばし雨宿りの後、山頂のモミジが部分的に紅葉を始めているのに驚きながら元来た道を下りました。

下りも相変わらずのポレポレペース。途中売店に寄り道してお団子をいただいたりしながら、たっぷり1時間かけて下りました。雨の高尾山というのも、こうしてみると悪くありません。