塾長の山行記録

塾長の山行記録

私=juqchoの登山の記録集。基本は癒し系バリエーション、四季を通じて。

第11回Lafuma青梅高水山トレイルラン(敗退)

日程:2009/04/05

概要:青梅駅北側の永山公園から山道を高水山常福院まで往復するトレイルランニングレース(30km)。10km地点の榎峠関門でタイムオーバー失格。

山頂:---

同行:---

2005年に参加した「第7回モントレイル青梅丘陵高水山岳マラソン」の2009年版=「第11回Lafuma青梅高水山トレイルラン」の30km走に参戦。直前まで雨模様の予報だった天気も回復し、絶好のトレイルラン日和となったのですが……。

2009/04/05

受付を済ませて参加賞をもらって、さて身繕いをするかというところでクライミング仲間のハグロ氏とモリモに遭遇。健闘を誓い合って、いったん別れました。

女性3人のエアロビクスで最初からへとへとになるのも前回と同じで、その後スタート地点に移動すると既にスタートラインには長蛇の列ができています。どうせスローペースでいくのだからと列の最後尾に並びましたが、後から思えば、この時点でタイムオーバーは運命づけられていたような気がします。

定刻の10時にスタート!最初は幅広い舗装路を緩やかに登り、やがて山道に入っていきますが、35分ほど走ったところで20分遅れでスタートした15km走のランナーたちに抜かれ始めます。速い!そしてその先、いったん車道に出て最初の給水所を通過し、15km走のコースは直進、30km走のコースはUターンして再び山道に入るのですが、ここが急登かつ狭い道になっているため大渋滞。さらに山道に入って上へ抜けると、今度は向こう側から回り込んできた15km走のランナーとすれ違うようになり、ここでも道をあけてあげなければならず、そのたびにどんどん時間が空費されていきました。

手元の時計をほとんど見ないままにアップダウンのある山道を進み、唐突に車道に出ました。するとそこには大勢のランナーが異様な雰囲気で立ったままでいて、さらに女性が1人ストレッチャーで救急車に運び込まれようとしているところ。えっ!何?事故か何かで大会中止?などと一瞬考えましたが、やがてここが榎峠の関門(10km地点)で、自分はタイムオーバーで失格となったことに気付きました。

榎峠では、コース設定に不満げなランナーと、ここまで楽しく走れたからいいやというランナーの両方が入り交じっていました。私もしばし呆然……しかし、制限時間85分のところを100分もかかってしまったのですから、どうしようもありません。他のランナーは関門の係の人に「制限時間が厳しい」とか「渋滞が」などと不平を漏らしていましたが、私もはっきり渋滞となった地点を除けば登りは早歩き程度、平坦〜下り道は走るというペースができていて、他のレースに参加したときと比べても決して悪いペースではないと思っていましたし、同じ30km走者の中では抜かすことはあっても抜かされることはほとんどなかったので、正直、狐につままれたような気分です。

ともあれ、関門から車道を南に下って軍畑駅に出て青梅駅までJRで移動し、大会会場に戻って預けていた荷物を回収すると、ゴール地点に陣取ってハグロ氏とモリモのゴールを見守ることにしました。待つことしばし、スタートから4時間前後で2人は相次いで無事ゴールイン。ロードのフルマラソンでは4時間を切るハグロ氏もさすがに山道の走りはこたえたらしく、モリモも途中で足がつってしまったときは「心が折れました」と言っていましたが、ちゃんとタイムに余裕を残して完走するところはさすがです。

この2人の姿を見れば、やはり自分の走力とペース配分が今日のレースにマッチしていなかったのだと諦めもついてきます。この後、3人で青梅駅前で生ビールで乾杯。不完全燃焼気味の私に対してハグロ氏曰く「5月24日空いてませんか?谷川真理駅伝のメンバーが1人欠けてしまったんですが」。よーし、こうなったらやってやろうじゃないか!