第4回猫の森カップ

山頂  
分類 インドア / 黒澤敏弘ガイド
日程 2005/03/27
同行  
概要 「ストーン・マジック」でのコンペ、『第4回猫の森カップ』。

2005/03/27

■10:00-14:00 「ストーン・マジック」

昨年に引き続いて3月最終日曜日の『猫の森カップ』at 「ストーン・マジック」。今回もボルダリングでの大会。参加者は、K井氏、N野氏、N岡氏、おなじみSakurai氏、それに私。

10時に集合してルールの説明の後、まずは予選。ただし予選といってもこれは全員が通過できることになっており、フラッシング方式で左壁の6級程度の課題を登り、準決勝での順番を決めます。朝一番、ウォームアップなしで身体の固さを感じながら完登したものの、タイムで4番目となりました。

準決勝は、あらかじめ設定された5本のルートを1本ずつ、1本につき2分の持ち時間の中でトライしていきました。完登できなくても、時間内なら何度でもトライできる方式ですが、下手に粘るとパンプしてしまって元も子もなくしてしまいます。私は2本目で3手目から4手目への遠いところがとりにいけず、しっかりハマってしまって、あとはぼろぼろ。K井氏の華麗なムーヴやN野氏のガッツあふれるクライミングが素晴らしく、インドアは経験が浅いN岡氏もがんばりを見せましたが、なんと言ってもSakurai氏の全ルート完登には脱帽しました。

決勝はオンサイト方式。N野氏、K井氏、Sakurai氏の順番で登り、N岡氏と私はアイソレーションルーム(ロッカールームを使用)と競技場所の間の伝令役になったので、K井氏の登りだけ見ることができなかったのですが、ここでもSakurai氏は完登こそならなかったものの、ド根性の登りを見せてくれてギャラリーを沸かせました。

それにしても、これが5月の白馬岳主稜で重荷にへばったり、鹿島槍ヶ岳東尾根登攀後の急下降に腰が引けていた、あの純真だったSakurai氏と同一人物とは思えません。いや、冗談抜きで確かに、昨年の秋頃に彼の中で何らかのブレイクスルーがあったのは間違いなく、以後格段に高いモチベーションを持続しているのを見てきてもいたではありませんか。そう、これがクライミングの、そしてスポーツの素晴らしいところです。昨日までの自分ではない自分や、昨日までの彼(または彼女)ではない彼(または彼女)を、ある日突然そこに見つけることができるのですから。

Sakurai氏がタイムアップとなったところで順位が確定。Sakurai氏の見事な優勝でした。その後、決勝ルートを模範演技で登った黒澤ガイドの、上部スローパーでの謎の足ブラ懸垂にびっくりさせられてから、表彰式があって終了。課題への挑戦は楽しかったけれど、きれいごとを抜きにして、やっぱり他人より登れなくては面白くないのがクライミング。上位入賞者に拍手を送りながら、4月になったら平日コソ練を再開することを私は密かに心に誓ったのでした。

〔第4回猫の森カップ競技結果〕

  予選 準決勝 決勝 最終順位
選手名 手数 順位 No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 完登 順位
Sakurai氏 F 2 F F F F F 5 1 8 1
K井氏 F 1 F F F F 5 4 2 7 2
N野氏 F 3 F F 8- F 4- 3 2 7- 3
F 4 F 4+ 8 F 4- 2 4 - 4
N岡氏 3+ 5 F 4 2- 4- 2- 1 5 - 5