第3回猫の森カップ

山頂  
分類 インドア / 黒澤敏弘ガイド
日程 2004/03/28
同行  
概要 「ストーン・マジック」でのコンペ、『第3回猫の森カップ』。

決勝ルート。我々が競技を終えた後に、近くで見ていた若い男女がさかんにトライしていたのが何となく嬉しい。(2004/03/28撮影)

2004/03/28

■10:00-16:00 「ストーン・マジック」

実に久しぶりの『猫の森カップ』at「ストーン・マジック」。今回はボルダリングでの大会です。参加者は、比較的最近『猫の森』に入門(?)したNさん、O石氏、A氏、O竹氏、それに私。また、最近立て続けにイレブンを落としたTさんがサポートに回り、さらに第2回のときにもお目にかかったY氏も模範演技を見せて下さることとなりました。

10時に集合してルールの説明の後、まずは予選。フラッシング方式で、ボルダー壁の左端から右へトラバースしていく長い課題をどこまで行けるかで準決勝での順番を決めます。ここで私は2番目に登りましたが、3手とって次に手を伸ばすために左足の位置を上げかけたところでまさかのスリップ!いきなり予選最下位になってしまい、その瞬間、これまでのクライミング人生のひとコマひとコマが走馬灯のように脳裏を……というのは嘘で、実は予選は成績に関係なく全員が準決勝に進むことになっているので命拾い。それにしても、もっと慎重に行かなくては。

準決勝は、あらかじめ設定された5本のルートを1本ずつ、順ぐりにトライしていきます。完登できなくても、何度でもトライできる方式です。圧巻だったのはそれぞれのルートについて最初に登って見せて下さったY氏で、小柄なY氏がまるで無重力状態のようにスムーズにムーヴをつなげていくのを見て、皆一様に「すげー!」「かっこいい〜」とブラボーの嵐でした。肝心の競技の方は、私は3本目が最後の遠い1手が届かず、また5本目は5手目へ手を伸ばすためのドロップニーがうまく決まらず、辛うじて届きはしたもののその先に進めませんでした。ここは全ルートを完登したO石氏がダントツの強さで、またNさんもガッツあふれるトライを見せてくれて、私を含むこの3人が決勝進出ということになりました。

決勝はオンサイト方式。O石氏、Nさん、私の順番で登ることになり、各人はお互いの到達地点もムーヴも見ることができません。ルートは写真の通りどっかぶりガバ系(実は私の好きなパターン)から垂壁を上がって身体を右へ向けて終わり。ルーフの最後に右膝を巻き込んで上体を左へひねり右手で左のちょっと遠いホールドをとるところがあって、オブザベーションでここを無難にこなせればなんとかなるかなと見当をつけてから取り付きましたが、スムーズに片付けることができて「よし、もらった」と思ったのが甘かった。垂壁の上にある小さなホールドへ左手を伸ばす前に、落ち着いて足の位置をもうひとつ上げておけばよかったのですが、体側が伸びきった状態でバランスを崩し落ちてしまいました。

これで成績が確定。このルートも完登したO石氏が文句なしの1位。Nさんは私の1手下で力尽きたそうで3位。私は準優勝でした。表彰式では全員に参加賞と記録証が授与され、また準優勝の副賞は右の写真の通り。それにしてもノリのいい参加者と絶妙のルートセッティングで、とても楽しいコンペでした。

〔第3回猫の森カップ競技結果〕

  予選 準決勝 決勝 最終順位
選手名 手数 順位 No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 完登 順位
O石氏 14 1 F F F F F 5 1 F 1
3+ 5 F F 4+ F 5 3 2 10- 2
Nさん 8- 2 F F 4 F 4+ 3 2 9- 3
O竹氏 8- 2 F 4- 2+ F 2+ 2 4 - 4
A氏 6 4 F 3- 1+ 6- 3 1 5 - 5

なお、打ち上げは町田の桜肉料理屋で、ここで泡盛ダブル×3杯を飲み、さらに近くの韓国料理屋でマッコリをしこたま飲んだ私は、翌朝(月曜日!)目が覚めたときには、家中電気つけっぱなしで着替えもせずにベッドにひっくりかえっていたのでした。