富士山

山頂 富士山3,776m
分類 関東周辺
日程 2003/06/28-29
同行  
概要 3週間ぶりで富士山へ。初日は吉田口五合目の佐藤小屋から八合目まで。二日目は佐藤小屋から吉田口山頂経由お鉢巡りの後、富士スバルライン五合目へ下山。

六合目からの御来光。雲海上に広がる朝焼けが幻想的でした。(2003/06/29撮影)

対岸からの剣ヶ峯。この3週間でずいぶん雪が消えているのに驚きました。(2003/06/29撮影)

3週間前に富士山に登ったときは、佐藤小屋から吉田口山頂まで4時間を切ることができず悔しい思いをしました。そのリベンジのため再び富士山に……といいつつ思いきり軽量化して臨むあたりがセコいといえばセコいのですが……。

2003/06/28

■11:30 富士スバルライン五合目 ■11:45-50 佐藤小屋 ■13:40-45 八合目(太子館) ■15:00 佐藤小屋

新宿を08:45発の高速バスで出発してスバルラインのバスターミナルに11時過ぎに到着してみると思いきりガスって強風が吹きまくっていて、レストランのおっちゃんには「お客さん、これから登るんスか?」と(やめておいた方が……)といわんばかりの顔をされました。しかし本番は明日なので、今日はとりあえず佐藤小屋に宿泊の予約を入れてから行けるところまで登って適当に引き返すことにしようと、とぼとぼと水平歩道を歩き出しました。

佐藤小屋(標高2,230m)にはすぐに着いて、今夜の宿泊を申し込んでから直ちに出発。幸いガスは上の方へ移動していて七合目までは視界がきくようでした。今回は大倉尾根でも履いたランニングシューズで歩いており、実に足が軽く、七合目あたりまでは快調に到達しました。七合目はいくつかの山小屋が密集しており、いずれも既に営業を開始している様子ですが、このあたりからガスと強風が登山者を襲うようになり、ここから先に進むのはためらわれる感じ。東洋館のおやじさんからも「今日はもう下りた方がいい。明日登った方がいい」と諭すように言われてしまい、またドイツ人が携帯電話で「Ich kann nicht...」と登頂断念を下界に告げています。ところが、そんな中を短パン・Tシャツのいかにもアメリカ人らしい肥満気味のカップルが凄いスピードでぐんぐん登って行き、こちらはその勢いに呆然。なるほど、これでは日独がアメリカに戦争で負けるはずだ……。そうは言ってもこの日3,000mは越えておきたかったのでもう少し足を伸ばし、八合目の太子館(標高3,100m)に到達したところで引き返すことにしました。

佐藤小屋の夕食は実に豪勢な鍋で、デザートにスイカとバナナまでついてきてもう満腹。翌朝は4時に出発することにして自室に戻り、しばらく持参した文庫本を読んでいましたが、そのうち眠くなって20時前には寝入ってしまいました。

2003/06/29

■04:00 佐藤小屋 ■07:00-10 吉田口山頂

前回同様、4時ちょうどに出発。無理にスピードを上げることはせず、意識して歩幅を大きくし、とにかく極力休憩をとらずに上まで登りきることを心掛けることとしました。軽い靴と軽い荷、十分な睡眠、それに昨日の高度順化がきいているのか安定した歩調で足を運ぶことができ、ふと気づくと3時間ペースで山頂を見上げる位置まで上がっていました。最後の鳥居までの数十mは欲が出て駆け足のようになり、辛うじて3時間ジャストで登頂。下界から山頂までを4時間半で駆け登るトレイルランナーには及びもつきませんが、自分としてはそれなりに満足できるペースです。

■07:50-08:40 剣ヶ峯 ■09:05 吉田口山頂 ■10:50 富士スバルライン五合目

素晴らしい快晴の下、今回はお鉢巡りを時計回りに回り、剣ヶ峯の測候所の前で一眠り。風も当たらず、ぽかぽかと暖かくて気持ちがよかった。しかし、下山口へ向かうお鉢の途中では横殴りの風が強烈で身体をまっすぐ立てることもできないほど。あっと思ったら帽子を飛ばされて、一瞬のうちに行方が見えなくなってしまいました。ほうほうの態で一周終えた後は、ブル道を飛ばして下山。今日も外国人がたくさん登っていて、英語の他に韓国語や中国語も聞かれました。しかし私が下山する頃になると七合目から下が雲の中に入ってしまっていたのが残念。せっかく来たのだから雲海上の素晴らしい景観をぜひ見ていってほしいのですが……。