乗鞍岳

日程:1989/08/13

概要:1週間後に迫った北海道山行を前に、足慣らしを兼ねて乗鞍岳ヘ。最も楽な畳平から剣ヶ峰の往復コース。

山頂:剣ヶ峰 3026m

同行:---

山行寸描

▲すっきり高い山頂部を見上げる。観光地化しているのが少々残念。(1989/08/13撮影)
▲山頂から北の眺め。穂高の吊り尾根や笠ヶ岳などがよく見通せる。(1989/08/13撮影)

1989/08/13

△07:00 畳平 → △07:25 肩ノ小屋 → △08:00-30 乗鞍岳 → △08:45-55 朝日岳 → △09:15-35 肩ノ小屋 → △09:55 畳平

新宿からの夜行で5時頃に新島々に着きましたが、始発バスまでは2時間待ち。幸い、数少ないタクシーに相乗りさせてもらえました。

久しぶりのハイマツとナナカマド。コロナ観測所のドームの建つ摩利支天岳を巻くと、眼前に剣ヶ峰が聳えます。日の丸がへんぽんと翻るその山頂は混雑しており、なぜかこんなところにシンセサイザー(KORG M1)を担ぎ上げて演奏を聴かせる奇特な若者もいました。快晴の青空の彼方、南には御嶽山、北には北アルプスの山々が見え、中でも穂高岳の吊尾根が特徴的。また火口湖(権現池)の上には加賀の白山も見えました。

肩ノ小屋に降りたところで持参したソルダムとトウモロコシで朝食をとってから、元来た道を歩いて畳平に戻り、バスで下りました。車窓からは道路脇の雪渓でスキーヤーが気持ち良さそうに滑降を楽しんでいる様子を眺められましたが、彼らの路上駐車で道路は大渋滞。本来15分ほどの下りをバス会社職員が必死に整理誘導して1時間15分位かかり、渋滞を抜けたときには期せずして乗客から拍手が湧きました。