塾長の山行記録

塾長の山行記録

私=juqchoの登山の記録集。基本は癒し系バリエーション、四季を通じて。

富士山

日程:2014/07/20

概要:トレーニング山行その2として先週末に続き富士山へ。富士スバルライン五合目から吉田口頂上経由浅間大社までの往復。

山頂:吉田口頂上 3710m

同行:---

山行寸描

▲九合目。霰混じりの雨模様の中を黙々と登る。(2014/07/20撮影)

2014/07/20

△10:25 富士スバルライン五合目 → △13:15 吉田口頂上 → △13:35-45 浅間大社 → △14:00-15 吉田口頂上 → △15:55 富士スバルライン五合目

朝7時40分新宿発のバスで富士スバルライン五合目に10時すぎに到着。天気予報は「午後遅くなると雨」です。

それでも出だしの内は、それなりに山頂方向の眺めもあって登る気にさせられました。

七合目から八合目にかけては岩場が続きますが、ここで後続する夫婦(30代?)の会話が耳に入りました。

妻「うわ、岩ばかりだ。あなた、大丈夫?」
夫「大丈夫だよ」
妻「私、あなたに死なれたら困るんだよ。姑になんと言われるか」
私(そこがポイントなのか……)

太子館を通過したのがちょうど正午。先週末のトレーニングの成果か、なかなかいいペースです。ここまで特にタイムを意識してはいなかったのですが、それなら3時間切りを目標にするかと意識を切り替えました。ところが八合目からはっきりと雨が降り出したため、仕方なく富士山ホテルのテラスでベンチに荷を下し雨具上下を着用しました。九合目では霰まで降り出しましたが、幸い雷鳴は聞えてこないので気にせず先を急ぎます。

吉田口頂上に着いたのは13時15分、タイムは富士スバルライン五合目から2時間50分。本格的なトレイルランナーのスピードにはまるで及びませんが、それでも自分としては上出来のタイムです。

休憩をとることなくそのままお鉢を時計回りに進みました。今回の富士登山の主目的は、実は浅間大社での御守りゲットです。霰とも雪ともつかない白いものに覆われた道を進むことしばし、営業中の郵便局の少し先の浅間大社に到着し、まずは二礼二拍手一礼の後にプレハブの社務所で古い御守りと新しい御守りを交換しました。

旧:お世話になりました。

新:よろしくお願いします。

そしてもう一つ、長患いの友人のために「健康に効く御守りはどれですか?」と聞いたらやはりこの「富士頂上」守りを勧められましたが「無病息災」とも「健康増進」とも書いてありません。本当に効くのか?と一抹の不安を覚えつつ、ここは社務所のバイトのお兄さんの言を信じることにして色違いを買い求めました。

寒風の中を吉田口頂上に戻り、山口屋でみそラーメンをいただきました。こんなのありか?と思うくらい塩味のきいたみそラーメンでしたが、指がかじかんで箸もまともに使えないほどに冷えきった身体にはその温かさと刺激的な味がうれしく、あっという間に平らげてしまいました。

後は淡々と下山するだけ。ブルドーザーが整地してくれて歩きやすくなった道をひたすら下降し続けました。

夏山に向けたトレーニングはこれで終了。その成果が本番で活かされることになるかどうかは「神のみぞ知る」です。