三ツ峠金ヶ窪沢

山頂  
分類 関東周辺 / 保科雅則ガイド
日程 2012/01/26
同行  
概要 アルパインガイド保科雅則氏の保科クライミングスクールの講習で、三ツ峠の金ヶ窪沢でのアイスクライミング。

金ヶ窪沢の様子。氷はよく凍っていましたが、直前の雪が予想外の深さでした。(2012/01/26撮影)

アイスクライミング集中シーズンの今冬、先週末の岩根山荘アイスツリーに続き、平日に会社をお休みして保科ガイドのスクール企画に乗って三ツ峠の金ヶ窪沢へ。保科ガイドとお会いするのは初めてですが、山と渓谷社の登山技術全書『アルパインクライミング』でお顔は存じ上げていました。新宿からスーパーあずさ1号に乗って、大月乗り換えで河口湖駅に着いたのが9時過ぎ。そこで保科ガイドと落ち合い、もう一人のお客の車と共に三ツ峠裏登山口方面の林道を登りました。

2012/01/26

■09:50 林道途中 ■10:40-15:05 金ヶ窪沢

前日の雪で林道は除雪の最中。除雪車と行き交ったところから歩くことにして、ふかふかの雪に轍が刻まれた林道を歩くことしばし、左下に堰堤が見えるところで道を離れ、沢筋に下りてトレースを追いながら上流を目指しました。

ほんのわずかの登りで出てきたのは、なかなか立派な氷瀑……なのですが、かなりの部分を雪に覆われています。ともあれその滝の下で荷物を下し、ギアを身につけて練習開始。保科ガイドがトップロープを張り、そこからもう一人のお客と私が交互に2本登りました。滝自体は傾斜が60度程度と比較的緩いのですが、氷は割れやすく、また部分的には立った箇所もあって、それなりに緊張しました。アックスの打ち込みに関して指導されたポイントは、「腰をつけて反り、胸の前に空間を作る」「打ち込む方の肩を入れる」「外から内へ打ち込む」。なるほど、アイスツリーでの長岡ガイドの指導内容とほぼ同じです。また、登った2本のうちの1本はスクリューをセットする練習を兼ねましたが、こちらはアイスツリーでの講習の甲斐あって、概ねうまく行きました。ただ、ギアラックからはずす・ギアラックにつけるといった基本動作がまだ不慣れな感じで、ここは場数を重ねる必要がありそうです。

続いて、下流に戻って堰堤にかかった氷の滝で後半の練習。こちらの方が先ほどの滝よりも傾斜は立っていますが、十分な厚みと豊富な凹凸のおかげで、アックスの決めどころには困りません。ここでもトップロープでまず普通に登った後で、堰堤の横幅を使ったトラバースや、氷の薄いところを利用して打たず蹴らずに引っ掛けだけで登る練習、アックス1本だけで登る練習などを重ねました。そうしたいろいろな限定つきの登り方で練習した後に、最後にアックス2本で普通に登ってみると、この日の最初の頃に感じたアックスやアイゼンの決まり具合に対する不安が払拭されているから不思議です。

15時頃に練習を終えて、もと来た道をとっとと下り、河口湖駅まで送っていただいてこの日の講習を終えました。保科ガイドは上述の著書から漠然と思っていた印象と異なり、非常に物静かな方でしたが、帰りの車の中では今後の練習の重ね方などについていろいろとアドバイスを下さり、この点でも勉強になりました。ありがとうございました。