塾長の山行記録

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私=juqchoの登山の記録集。基本は癒し系バリエーション、四季を通じて。

第33回東京喜多(北)マラソン

日程:2004/01/18

概要:第33回東京喜多(北)マラソン〔ハーフ〕。初めての20km超。

山頂:---

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第33回東京喜多(北)マラソンのハーフの部に参加。これまでジョギングの距離を少しずつ伸ばして1週間前には18kmを走っていましたが、20km超を「走る」のは生まれて初めて。前日は雪のちらつく天気だったので中止の心配をしましたが、当日になってみれば素晴らしい快晴で雪は日陰にわずかに残っている程度。気温は高くも低くもない絶好のコンディションです。

2004/01/18

会場は池袋から西新井行きのバスに乗って王子を越えて着く、荒川の右岸河川敷に作られたサイクリングコースです。会場に着いてみると参加者はかなり少ないこじんまりとした大会で、なんとなくアトホームな雰囲気。そういえば主催者は「北区ラジオ体操連盟」とのことで、記録の計測も上位20位までは主催者側で計るが後は自己計測して下さいというおおらかなものですが、こういう手作りなところはかえって気が楽。主催者がそういう会だから、もちろん開会式に続いてラジオ体操が(第一だけでなく第二まで!)行われます。

ちょうどそのとき私はお手洗いの前で長蛇の列に加わっていたのですが、トイレ待ちの人たちも列を作ったままラジオ体操を行いました。

9時30分に、ハーフのランナーたちの「がんばれよ〜」という声援を受けながらフルマラソンの選手たちがまず出発し、15分のインターバルを置いて我々ハーフもスタート。荒川マラソンみたいなマンモス大会ではないので、あっという間に全員がスタートできました。

コースはまずスタート地点から下流に向かってサイクリング道を走ります。左手にはグラウンドが続いていて、さまざまな年齢層の人たちが野球やサッカー、アメリカンフットボール、ラクロスなどをしており、飼い犬を遊ばせている人もたくさんいて実にほほえましい風景です。こちらは上は長袖1枚、下はCX-Wで固めて、いつものジョギングよりは少し速いペースで進みました。6kmほど走ったところでUターン。途端に右前方から風が吹き付けてきて、寒くはありませんがちょっと走りにくく、ついつい前を行くランナーの影に隠れました。しかしこれはコースの向きによる一時的なものだったらしく、すぐに風は感じなくなって再び適当なペースで進みました。ちなみにハーフに足切りはありませんが、一応2時間以内のゴールが目標です。

給水所で見た目コワモテのおじさんからバナナをもらいましたが、これがバドガールかハイネケンガールだったらフルマラソンも気分良く走れそうな気がします。実は、じかに見るまでランナーはバナナをまるごと1本渡されるのかと思っていたのですが(←アホ)、ちゃんと食べやすく切ってありました。

スタート地点を通り過ぎると残り8kmですが、この時点でどうやら目標の2時間ぎりぎりであることがわかりました。上流側も相変わらず明るくのんびりした道が続いて右手にはゴルフ場が広がり、確かここでゴルフをしたことがあるな、そういえば最後にゴルフをしたのは7年前だったな、などととりとめもないことを考えながら走りましたが、この辺りから左太腿の内側、右膝、左足指、左肩と徐々に違和感を感じ始めました。やがてコースはサイクリング道を離れて土手の上に上がり、水門の上を渡ってしばらく行ったところで再びUターン。残り4kmです。

ラスト2kmは身体のあちこちが「もう歩こう!」と言っている中我慢を重ねましたが、それ以上に精神的なモチベーションを最後の最後まで維持するのには苦労しました。「もうええやん、2時間切れへんのやし、楽したら?」みたいな悪魔の囁きをこらえてなんとか最後まで走り続けることができましたが、タイムは残念ながら2時間4分34秒。はっきり言ってかなり遅いです。それでも完走証を渡されて(名前とタイムは自分で後で書く仕組)、ポカリスエットとリンゴとバナナ、それに甘酒もいただいてそれなりに満足しました。

フルマラソンの表彰対象者は上位3人で、したがって3人ゴールインしたらちゃっちゃと表彰を始めるという手際のよさ(?)。ちなみにトップは2時間37分21秒だそうです。3月には私もフルマラソンにチャレンジすることになっているのですが、こんなことで走りきれるのでしょうか?まぁ、そちらは制限時間が7時間と余裕があるので、歩きも交えながらとにかくゴールに到達することだけを考えることにしようと思います。