苗場山

日程:1995/07/30

概要:和田小屋から神楽ヶ峰経由苗場山を往復。

山頂:苗場山 2145m

同行:---

山行寸描

▲神楽ヶ峰から見る苗場山。いったん鞍部に下ってきつい斜面を登り返す。(1995/07/30撮影)
▲これが山頂?と驚くまっ平らな頂上湿原。茫洋とし過ぎて絵にならない。(1995/07/30撮影)

1995/07/30

△08:15 和田小屋 → △10:00 神楽ヶ峰 → △11:00-40 苗場山 → △12:45 神楽ヶ峰 → △14:00 和田小屋

朝早くの上越新幹線で越後湯沢に降り立ち、そこからタクシーで和田小屋まで入りました。タクシーを降りたら身繕いをし、快晴の空の下をゆったりと登り始めました。道はスキー場のスロープからすぐに樹林帯に入ります。

中の芝からはキスゲの群落やナナカマドを愛でながらの登りとなり、登り切ったところからは尾根上を緩やかに進みます。神楽ヶ峰を過ぎて鞍部へと大きく下り、あえぎながら登り返すと苗場山頂上台地の一角に飛び出しました。

湿原の間を抜ける木道を辿り、頂上の山小屋の一つである遊仙閣でラーメンを食しました。この山小屋の裏手にある三角点を確認してからさらに20分ほど山頂周辺を歩きましたが、夏の頂上湿原は潤いが少なく、乾燥した笹原も広がり始めていて風情はいまひとつ。それでも、ところどころに白い綿帽子を見せるかわいいワタスゲがきれいでした。こうして頂上湿原での徘徊を終えたら、後は往路を戻るだけ。下り着いた和田小屋でアイスクリームを食べ、ジュースを飲み、風に吹かれているうちに呼んでおいたタクシーが到着しました。