寿式三番叟 / 義経千本桜

2009/04/11

大阪の国立文楽劇場は、今年が開場25周年。その記念演目は「寿式三番叟」と「義経千本桜」の通し狂言です。大阪は遠い、けど観に行きたい、遠い、行きたい……とかなりの葛藤の末、桜の季節の京都と組み合わせることにして散財を正当化し、チケットと宿とを手配。朝はやくの新幹線に乗って新大阪駅で降り、御堂筋線でなんばまで。そこで乗り換えて一駅の日本橋にっぽんばしを出てすぐのところに、目指す国立文楽劇場がありました。

建物の中には茶屋だとか資料展示室とかがあって、後者では文楽の道具や人形を間近に見て学習することができます。やがて開場時刻になって劇場に入りましたが、こちらの方が国立劇場の小劇場よりも大きい感じ(注:国立文楽劇場は731席、国立劇場小劇場は560席)。私の席は出語り床のほぼ真下で、舞台をほとんど横から眺める位置でした。

寿式三番叟

これは歌舞伎でおなじみの演目で、今年の正月も歌舞伎座新橋演舞場とで観ましたが、今日観た「寿式三番叟」は、後者のテイストでした……というのは後ほど詳しく。

まずは千歳の出があってそれ豊秋津州の大日本と呂勢大夫の朗々たる語りが入り、ややあって吉田和生の翁(といっても首は壮年の「孔明」)が登場します。さらに神聖な詞章が続いて足音もどやどやと荒々しく二人の三番叟。凛々しい検非違使の首は吉田玉女、コミカルな又平の首は桐竹勘十郎。下手黒御簾から囃子方の鼓と掛け声が聞こえてきて、例のとうとうたらりたらりら、たらりあがりららりとうに続き千歳の舞となりますが、この間に翁は面箱を開け、後ろを向いて黒衣の手を借りて面を掛けます。振り向いたところを見れば白式尉。青にぎて、青丹よし奈良の都のでしずしずと中央に出ると、天下泰平国土安穏の舞を万歳楽と厳かに舞い、左袖を頭上に掲げた形で舞い納めた後、面をはずして静かに幕の内に下がります。この後が、いよいよ三番叟の出番。おおさえおおさえ喜びありやと一転して声を張り上げ、揉みの段。さらに千歳を交えてのやりとりがあり、千歳が面箱を捧げて下がってからは賑やかな鈴の段。ここの趣向が新橋演舞場で観た澤瀉屋の「二人三番叟」で、玉女さんも勘十郎さんも全身で人形を踊らせているのですが、そのうち又平の方が疲れてきてしまいます。検非違使が踊る横でふうふう言って扇を使ったりしているところを見つかり、もう嫌だよ!という顔をしているのに舞台中央に引き戻されていやいや踊っていると、いつの間にか精悍な顔立ちの検非違使までもこっそり扇でぱたぱた、場内は大笑いです。それでもこれ式三の故実にて、三日これを舞ふとかやで見得となって盛大な拍手。続いて柳は緑、花は紅数々やと禅語の「柳緑花紅」(蘇東坡の「柳緑花紅真面目」や一休禅師の「見るほどにみなそのままの姿かな 柳は緑 花は紅」にも見えるフレーズ)を何げに(必然性なく?)差しはさんで治まる御代こそめでたけれで一礼、そして見得を切って大拍手のうちに幕となりました。

義経千本桜

第一部が「堀川御所」から「大物浦」まで、第二部が「椎の木」から「河連法眼館」まで。歌舞伎でも通しとして観たことはありますが、これまで観たのはいずれも「伏見稲荷(=鳥居前)」からで、今回の「堀川御所」は初見なので、ちょっと詳しく筋を追ってみます。

この「堀川御所」は初段の切。その前に、義経が左大臣藤原朝方から初音の鼓に兄頼朝を討てと謎をかけられるくだり(「仙桐御所の段」)と、若葉の内侍と六代が高野山へ向かう顛末(「北嵯峨の段」)を受けてのお話です。舞台上、まずは白拍子姿の静が赤姫姿の卿の君の前で舞を舞う場面から。ひとしきり優雅に舞ったところへ鎌倉の大老川越太郎の来訪が告げられます。卿の君は奥殿に入り、義経が川越に用件を尋ねると、川越は君に御不審三ヶ条ありと上座について

  1. 知盛・維盛・教経の贋首を差し出したのはなぜか
  2. 初音の鼓を頂戴したのは謀反の心では
  3. 平大納言時忠の娘(卿の君)を御台とし平家と縁組みしたのはなぜか

と問います。これに対し義経も悪びれることなく、一旦天下を静めるための計略、受け取らねば違勅だが打たねば不忠とはならない、卿の君は時忠の養女だがもとは川越の娘ではないか、と答えます。この一連の応酬は実に聞き応えがあり、またもともと川越も義経に心を寄せている様子がひしひしと伝わってきます。ついに得心した川越が覚悟の腹を切ろうとしたところへ、卿の君が駆け出してきてその云訳はみづからと刃物を奪って自分の喉を突くのにびっくり、私の隣の客も「うわー!」と声に出して驚いていました。自分が死ぬことで義経への嫌疑を晴らし父の窮地をも救おうという健気な卿の君に、実の父の川越は出かされた時忠の娘と顔をそむけながら心は涙。義経も目を閉じ天を仰いでから、俯いて涙をこらえます。そして川越が介錯のとき親子の名乗りは未来でせう、さらばとようやく優しい声を掛け、首を打ち落としました。ところが、ここへ鎌倉方の鬨の声があがります。これにまともに応戦しては鎌倉との和睦はならないとみた川越が亀井・駿河に威しの遠矢で防げというのに、そこへ腰元が駆け込んできて弁慶が鬨の声を聞くと早、悦び勇んで行かれしと報告し、義経・川越・静の三人は一斉にのけぞって仰天。そこで義経の命によって弁慶を止めるため、静は長刀をかいこんで表へ走って行きました。実はこの段を観るまで、静はもっと弱々しいキャラクターだと思っていたのですが、こういう女武者の側面があるとは知りませんでした。ともあれこの弁慶の勇み足によって卿の君の死は無駄死にとなり、次の「伏見稲荷」で弁慶が義経に打擲されることになるわけですが、ここでは義経は達観した面持ちで館を出て、英大夫から相子大夫に交代(歌舞伎の場合ここで幕とすることもあるようです)。「堀川御所」の残りは舞台上の情景をあっという間に表門に変じて、弁慶が歌舞伎風の立ち回りで次々に敵の兵たちをぶっ飛ばし、腰にとりついた土佐坊を力任せに踏み付けると、本当に感情移入しているんでしょう、土佐坊を遣う吉田文哉も苦しそうな表情。弁慶はそのまま土佐坊の足をもって引きずり回しつつ義経や亀井・駿河の行方を探しますが、既に落ち延びた後なので、泣いて詫びる土佐坊におのれが首の飛ぶ方がわが君様の御行方と滅茶苦茶なことをいってその首を引っこ抜き、荒々しく主人の後を追っていきました。かわいそうな土佐坊……。

続く「伏見稲荷の段」からは歌舞伎でもおなじみなので、筋を追うことはせず、ポイントだけ記すことにします。まず、三輪大夫の語りはいつも変わらず落ち着いたもの。そして落人となった義経主従を追って下手の袖から静が舞台に登場するのですが、床のすぐ前にいる私の位置からは静の走り込む姿を正面から見るかたちになって、その首・肩・膝の連動した動きが本当に女性の走り方なのにほとほと感心しました。その後、追いついた義経にどうして自分を捨て置いたのかと詰る姿も女性らしい色気に満ちています。義経に打擲されて足をじたばたさせた弁慶も遂には赦されたのに、静は鼓の調べで後ろ手に縛られ泣き叫ぶところへ、高木ブーそっくり(「鼻動き」)の逸見の藤太登場ですが、歌舞伎の花道で待て待て待て家来共で始まるコミカルなやりとりは、ありません。そして狐忠信の登場は、まずドロドロと鳴り物に乗って桐竹勘十郎の遣う狐が怪しく走り回り、後方の茂みで忠信にスイッチ。取り囲む藤太たちを見てせせら笑う様子がこれまた真に迫っていますが、その藤太はあっという間に踏みつぶされてしまい、何の見せ場ももらえていませんでした。かわいそうな藤太……。

「渡海屋・大物浦の段」は、私の中では中村吉右衛門丈の銀平の悠揚迫らぬ大きさが強く印象に残っているのですが、こちら文楽の銀平は碇を担いで現れるのっけから、立派な押し出しながらかなりストレートな強さを出していて、これでは相模五郎も魚尽くしの捨て台詞など吐いている余裕はありません。要するに、たいへん生真面目な芝居運びです。ところが!義経主従を舟に乗せて女房が見送ったところで床の盆が回り、口の始大夫から中の咲甫大夫に交代したところで黒衣が「相勤めまする大夫、咲大夫…(あわてて)…咲甫大夫」と痛恨の言い間違い。ああ、あの黒衣、後で楽屋でぼこぼこにされるだろうな。かわいそうな黒衣さん……。

それはともかく、この段はここまで人形遣いは顔を出していなかったのですが、知盛・典侍局が正体を現すこの場面から出遣いになり、女房おりう実は典侍局を遣う人間国宝・吉田文雀の姿に拍手が湧き上がります。そのおりうに呼び出されて出てきた銀平は、白銀に輝く直垂、水干、大口袴の堂々たる武者姿でそもそもこれは桓武天皇九代の後胤、平知盛幽霊なり。この台詞は謡曲「船弁慶」の詞章からとったもので、能の「船弁慶」では、大物浦から漕ぎ出した義経主従は海上で平知盛の亡霊に悩まされるものの弁慶の祈りによって亡霊は去って行くという話になるのに対し、こちらの知盛はもちろん幽霊ではありません。よって能では続いてあら珍しやいかに義経となるところ、ここでは渡海屋銀平とは仮の名と本性を現し、安徳帝を上座に奉って白柄の長刀での見得。しかし、海上で西海にて亡びたる平家の悪霊知盛が怨霊なり(ここは咲甫大夫絶叫!)と義経主従に襲いかかる算段を明らかにするのはやはり能を踏まえたものですし、長刀取り直し巴波の紋、辺りを払ひというところは鼓も入って謡曲風の節回しとなります。知盛が駆け去ったところでいよいよ切場語りに昇格したばかりの咲大夫登場、「待ってました!咲大夫!」の声も掛かりました。

沖では義経主従と知盛率いる平家の残党の舟戦さが展開しているはずですが、ここを派手な立ち回りの場とせず、遠くからはらはらと見守る典侍局の姿にフォーカスしているところが作劇の妙で、相模五郎の注進によって戦況不利が告げられ、女ひとりで安徳帝を守護する典侍局の不安が募るさまが語られていきます。そしてゆっくりとした低音で語られる見給ふ内に提灯松明、次第々々に消へ失せて沖もひつそと沈まればに典侍局が途方にくれて立つたる所へ手負いの入江丹蔵が戻り、敗戦を告げて自害すると、悲嘆にくれながらも典侍局は覚悟を決めて自害のために白布を敷いていきます。平家物語の二位の尼の言葉(浪のしたにも都のさぶらふぞ)を引いてこの波の下にこそ極楽浄土というて結構な都がございますと語り聞かせると、不安になった安徳帝が波の下へは自分一人で行くのかと訊ね、自分も供すると宥めたところそれなら嬉しい。其方さへ行きやるならば、いづくへなりとも行くわいのと得心して手を合わせるさまに典侍局は袖で口元を押さえ、こみあげるものに耐えて目を閉じひれ伏し、次の瞬間安徳帝に駆け寄って抱きしめます。このあたり、典侍局の気高さと悲痛とが咲大夫の語りにも文雀さんが遣う人形にも見事に示されて、見どころ聴きどころとなりました。しかし、いよいよ帝を抱き上げ、きっぱりとした表情になって(本当に表情が変わって見えます)いかに八大竜王と波の下での安徳帝守護を命じ短冊を海に投げ入れたところで、義経に抱き止められてしまいます。そこへ現れた知盛は身体に矢が刺さり朱に染まって苦しげな文七の首、義経方の武者を二人までも倒して義経に勝負を挑みました。しかし、幼いながら理を分ける安徳帝に諭され、典侍局の自害にも遭って、遂に父清盛の悪逆が積もり積もって一門に修羅をもたらしたことに思い至ると、昨日の仇はけふの味方と吹っ切れた表情で(だから本当にそう見えるんです)安徳帝を義経に託します。ここで渡海屋セットは右に移動し、波間に浮かぶ大岩が下手が出てきます。そしていったん下手に下がった知盛は船に乗って登場し、碇を持って岩によじ上ると、碇を後ろへ投げ捨て、遂にその重みで岩の後ろへ落ちて行きました。ま、さすがにこの幕切れは生身の人間が背中から飛んで落ちる歌舞伎の迫力にかないませんが、何と言っても典侍局の悲劇にぐっと感情移入させられる、素晴らしい一幕でした。

ここで昼の部は終了。次の「椎の木の段」から夜の部になります。

「椎の木の段」から「小金吾討死の段」を経て「すしやの段」までは、いがみの権太の物語。東京の歌舞伎座で演じられるときは音羽屋型となって権太は粋な江戸っ子の悪党となることが多いのですが、当然こちらは野暮ったい大和の無頼漢で、縞の合羽もいかにも。最初の小金吾たちとのやりとりの後、文楽には花道はないので上手へ下がることになりますが、あわてて戻ってきてタカリにかかる場面。間違えて持って行った荷物の中身に紛失の物あると赦さぬが合点かと小金吾に迫られて相違あらば台座の別れで笠を投げ捨て、合羽・手拭をとり座り込んで御存分になされませがいかにも太々しい開き直りで、自分の荷を改めて祀堂金廿両がないと難癖をつけ小金吾に迫るところも、見るからにイヤな奴。これを本文はもがりいがみの強請(ねだ)り者と語っています。例の、刀を抜きかかるところを左足を上げて止めるきまりや高あぐらの見得はありませんが、堪忍袋の緒が切れて刀を抜いたものの内侍に止められた小金吾が世が世の時でござろうならと床几に掛けている権太に迫るところで権太は足を上げ、床几を斜めにして隠れる素振り。ひとつひとつの動きがごんたくれの権太の性根を示して秀逸です。

舞台は瞬時に暗い竹林に変わって「小金吾討死の段」は、派手な立ち回り。討手の顔がぱっくり割れるギミック(梨割)も交えて遂に敵を倒しますが、断末魔の小金吾の語りはいかにも苦しく、舞台上も肩で息をついて迫真。そしていよいよ切場「すしやの段」ではお待ちかね、「ご両人!」「住大夫!」の掛け声を受けて住大夫・錦糸コンビの登場。しかもお里を遣うのはこれまた人間国宝の吉田蓑助。このお里が、アレ弥助様の戻らんしたでのしな、母親と弥助のやりとりを座って聞いている姿のうつむき加減、そこへやってきた権太に見せるフン!という顔など、若い色気満載。かたや権太も母親相手の騙りではもじもじ、泣き真似、そして弥左衛門が戻ってきた様子に大慌てで桶の上に座り込むなどコミカルな様子が笑わせます。ついで弥左衛門と弥助のやりとりは、歌舞伎では奥へ行こうとする弥助を「まず」と止め、この一言で忽ち変わる御粧いとがらりと空気が変わるところですが、こちらでは弥助をば引き-止めと地の文にひと呼吸を入れるだけで比較的さらっとした感じ。ひとしきり維盛と弥左衛門のやりとりがたっぷりと語られた後に、お里が登場すると語り口はさっと明るくなりますが、そのお里は蒲団を敷いて枕の位置の調整に余念がなく、何度も位置を直すたびに枕の位置が近づいていってとうとう自分できゃーと顔を隠してしまいます(アホか)。寝たふりで維盛を待つお里ですが、そこへ内侍と六代がやってきて維盛と夫婦・親子の再会。ひとしきり喜び合った内侍が家の内を見てお里に気づき若い女中の寝入端、殊に枕も二つありと恨み言を言うとお里は慌てて枕を一つ隠すのも笑わせますが、しかし遂に泣きながら内侍と六代を上座へ直してのクドキは可憐にして悲痛きわまりなく、伏して身を震わせて泣く場面では蓑助さんがお里を慰めているようにも見えました。かわいそうなお里……。

このときふと気がついたのですが、住大夫の向こうの暗がりに文字久大夫が一人座って、この愁嘆場の語りを口でなぞっていました。これは白湯汲み。最初に白湯を出した後、ずっとそこに座って師匠の語りの神髄を間近で吸収するというわけです。

千歳大夫・清二郎ペアにバトンタッチして、一気呵成にクライマックスまで突っ走ります。梶原に踏み込まれたところへ生首を提げて現れた権太、生け捕りの内侍・六代(実は自分の妻子)の後ろに立って思い入れ、押し出す仕種は「椎の木」のごんたくれとは一味も二味も違います。そして二人を引っ立てて帰って行く梶原を見送りながらそのついでに褒美の銀、忘れまいぞとだんだん口調を落としたところへ弥左衛門が刃を突き立てて、ここからが千歳大夫の独壇場。苦しい息の下で事の真相を明らかにし、わけても女房と息子を身代わりに立てるくだりの大熱演はまさに千歳大夫ならでは。くしゃくしゃの顔に光るものは、汗だか涙だかわかりません。しかし、権太の必死の芝居も梶原にはお見通し。維盛は内侍・六代と、弥左衛門は権太と、それぞれ夫婦の別れに親子の名残、鐘の音とともに権太は息絶えて、「すしやの段」の幕。

ここまでずいぶん長くなってしまったので、「道行初音旅」「河連法眼館の段」については、もはや昨年2月の記事に譲ります。なお、特筆すべきは「道行初音旅」での五丁の三味線の迫力。鶴澤寛治楽団、といった趣きで目が(耳が?)離せませんでした。「河連法眼館の段」での嶋大夫の語りも、顔を紅潮させ、身を乗り出し見台にしがみつくようにしてのド迫力で狐の心情を訴えます。そしてクライマックスの勘十郎さんの宙乗りには、ひときわ大きな拍手。鼓の胴から桜吹雪が散って、一日の幕となりました。

文楽の本場で目の当たりにした名人たちの至芸の数々。国立劇場でも同様の顔ぶれで聴くことはできるのですが、やはり大阪は客席の熱気や反応が違い、舞台上も床上もその熱気を吸収して一層輝きを増しているようです。本当に、大阪まで聴きに来た甲斐がありました。

こちらは床本。背表紙に今月の演目のスタンプを捺しましたが、このスタンプの原画は人形遣いの勘十郎さんが描いたもの。実に達者なものです。勘十郎さんはもう何年もスタンプ原画を担当し続けているということが、この公演の直前の日本経済新聞文化欄にご本人の弁として紹介されていました。

配役

寿式三番叟 豊竹呂勢大夫
千歳 竹本文字久大夫
三番叟 竹本南都大夫
三番叟 豊竹つばさ大夫
  豊竹芳穂大夫
  豊竹希大夫
  豊竹咲寿大夫
  鶴澤清治
  鶴澤清二郎
  野澤喜一朗
  鶴澤清丈
  豊澤龍爾
  鶴澤寛太郎
  鶴澤清公
〈人形役割〉
千歳 豊松清十郎
吉田和生
三番叟 桐竹勘十郎
三番叟 吉田玉女
 
義経千本桜(二段目まで) 堀川御所の段   豊竹英大夫
鶴澤清介
アト 竹本相子大夫
鶴澤清馗
伏見稲荷の段 豊竹三輪大夫
野澤喜一朗
渡海屋・大物浦の段 豊竹英大夫
鶴澤清志郎
豊竹咲甫大夫
竹澤宗助
豊竹咲大夫
鶴澤燕三
〈人形役割〉
御台所卿の君 吉田一輔
静御前 吉田蓑二郎
川越太郎重頼 吉田文司
九郎判官義経 吉田勘弥
亀井六郎 吉田勘市
駿河次郎 吉田玉佳
武蔵坊弁慶 吉田勘緑
土佐坊正尊 吉田文哉
逸見の藤太 桐竹紋秀
忠信実は源九郎狐 桐竹勘十郎
娘お安実は安徳天皇 吉田玉誉
女房おりう実は典侍局 吉田文雀
相模五郎 吉田蓑一郎
渡海屋銀平実は中納言知盛 吉田玉女
船頭 桐竹勘次郎
入江丹蔵 桐竹紋臣
腰元 大ぜい
遠見の役人 大ぜい
軍兵 大ぜい
家来 大ぜい
 
義経千本桜(三段目から) 椎の木の段 竹本津国大夫
竹澤団吾
豊竹英大夫
竹澤団七
小金吾討死の段 小金吾 竹本三輪大夫
弥左衛門 竹本文字栄大夫
内侍 豊竹つばさ大夫
六台
五人組
豊竹呂茂大夫
  鶴澤清友
すしやの段 竹本住大夫
野澤錦糸
竹本千歳大夫
鶴澤清二郎
道行初音旅 静御前 竹本津駒大夫
狐忠信 竹本文字久大夫
ツレ 豊竹睦大夫
豊竹靖大夫
豊竹咲寿大夫
  鶴澤寛治
  鶴澤清志郎
  鶴澤清丈
  鶴澤寛太郎
  鶴澤清公
河連法眼館の段 豊竹呂勢大夫
竹澤宗助
豊竹嶋大夫
豊澤富助
ツレ 豊澤龍爾
〈人形役割〉
権太倅善太 吉田玉翔
権太女房小仙 紋豊改め桐竹勘寿
主馬小金吾武里 吉田幸助
六代君 桐竹紋吉
若菜の内侍 吉田清三郎
いがみの権太 吉田玉也
猪熊大之進 吉田玉勢
すしや弥左衛門 吉田和生
娘お里 吉田蓑助
弥左衛門女房 吉田玉英
弥助実は平維盛 桐竹紋寿
梶原平三景時 吉田玉輝
静御前(道行) 吉田蓑助
忠信実は源九郎狐 桐竹勘十郎
九郎判官義経 吉田勘弥
亀井六郎 吉田勘市
駿河次郎 吉田玉佳
静御前(河連館) 豊松清十郎
佐藤忠信 桐竹亀次
家来 大ぜい
五人組 大ぜい
すし買 大ぜい
村の役人 大ぜい
軍兵 大ぜい
近習 大ぜい

あらすじ

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