世界バレエの美神たち

1999/02/06

光藍社20周年企画「世界バレエの美神たち」Bプロを、Bunkamura オーチャードホールで観ました。

古典とモダンとが取り混ぜられ、ベテランから若手まで多彩なダンサーが競演する好企画ですが、ちょっと総花的で散漫な印象もないではありません。しかし、ルジマトフは元気が良かったし、プリセツカヤは70歳過ぎても頑張っているし、イザベル・ゲランはきれいでした。ムーンウォークまで見せた小品の「Breake Down」とピエトラガラがアイルランド民謡をバックに20分のソロを踊った「A FALLEN ANGEL」も心に残りましたが、やはりデュポンの「Floating World」が最高。黒の袴に金色の直垂・純白の上衣(衣装:三宅一生)が印象的な照明に映え、円筒を半分に切ったような鏡と和太鼓の迫力のある音楽を効果的に活かした踊りで、彼の存在感があって初めて成り立つ作品と言えます。

演目 ダンサー 振付
「ドン・キホーテ」グラン・パ・ド・ドゥ ローランド・サラビア
アディアレス・アルメイダ
マリウス・プティパ
「Breake Down」 アナスタシア・ボロチコワ ウルスリャク
「カルメン」より ファルフ・ルジマトフ
ユリア・マハリナ
ローラン・プティ
「エスメラルダ」ディアナとアクティオンのグラン・パ・ド・ドゥ ナタリア・レドフスカヤ
イルギス・ガリムーリン
ジュール・ペロー
「Before Night Fall」 モニク・ルディエール
シャルル・ジュド
ニルフ・クリステ
「Floating World〜ジョルジュ・ドンへのオマージュ」 パトリック・デュポン カロリン・カールソン
「ウィリーの死」 アナスタシア・ボロチコワ スミルノフ
「カルメン」 エレーナ・フィリピエワ
デニス・マトヴィエンコ
S.ジュベトキ
「A FALLEN ANGEL」 マリ=クロード・ピエトラガラ リチャード・ホエアロック
「インセンス」 マイヤ・プリセツカヤ ルース・セント・デニ / マーサ・グレアム
「シェヘラザード」 ファルフ・ルジマトフ
ユリア・マハリナ
ミハイル・フォーキン
「マノン」 イザベル・ゲラン
ローラン・イレール
ケネス・マクミラン