京都の社寺巡り(清水寺・三十三間堂・東福寺)

1998/12/12-13

ふと思い立って、冬の京都への小さな旅に出かけました。

土曜の15時過ぎまで会社で仕事をした後、東京駅へ直行して「ひかり」に乗り組み、京都駅に降りついたのが19時50分頃。八条口からタクシーに乗り、百万遍の「梁山泊」に向かいました。ここはお値段の関係もあって足繁く通うというわけにはいきませんが、出てくる料理も酒も絶品の、私お気に入りの料亭です。今回も、贅沢なお造り盛合せとたっぷりの鴨鍋に熱燗をすっかり堪能しました。

翌日は、抜けるような青空。京都に住んでいた時にはかえってゆっくり観光もしていなかったので、おのぼり気分を楽しむことに。春に来た時には八坂神社から銀閣寺へ北上したので、今度は久しぶりに清水寺に行き、そこから三十三間堂、東福寺へ歩きながら南下することにしました。

いずれの寺も最盛期をはずれた比較的静かなたたずまいで迎えてくれ、ゆったりした時間を過ごすことができました。

清水寺

清水寺の華やかなつくりと舞台の大きさは相変わらずで、修学旅行の高校生たちで賑わっているのも何年か前にここを訪れた時と同じです。既に12月ですが紅葉もわずかに残っており、ひと回り歩いた後の茶店では蕨餅とお茶をおいしくいただきました。

三十三間堂

三十三間堂は圧倒的な仏像群に興味があり、特にインド起原の神々が多い二十八部衆の写実性に惹かれます。萩尾望都が光瀬龍の原作を漫画化した『百億の昼と千億の夜』の中で描いた主人公の阿修羅王や敵役の梵天王などの魅力的な造型を思い出しました。

東福寺

東福寺は紅葉で有名ですが、さすがにもうほとんど枯れてしまっており、かえって見通しのよいからっとした雰囲気が好ましく感じられました。